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BLの丘
真っ赤なトマト 20
2011-05-02-Mon  CATEGORY: 真っ赤なトマト
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。



孝朗の快感を引き出すように、圭吾の指が体内をまさぐった。
いつの間にか3本も指を入れられていたのだが、孝朗がそれに気付くことはなかった。
「あっ、っ…、けい…、くるし…」
「あと、もうちょっと…」
孝朗は枕に顔を押し付けたまま、言われたように幾度も浅い呼吸を繰り返した。閉じることを忘れたような口から唾液が滴り落ちていく。
あの一点を時折触れられるたびに、射精感を伴って先端から透明な滴がこぼれた。
再び張り詰めた性器が痛くなってくる。

ふっ、と突然指が全て抜け出た。
「あっ…」
入れられていたことが苦しかったはずなのに、全部が出てしまうと物足りなさを感じる。
背中を圭吾の胸板で包まれて、圭吾の顔がすぐ横にやってくる。
「タカ、挿れるよ…」
耳元で囁かれて、肌に感じた吐息にまで体が興奮していくのが分かる。
「ん…」
小さな返事のあと、圭吾の怒張が柔らかくなった後孔の上に添えられた。
圭吾のぬるりとした先走りが擦りつけられ、蕾を押し開くように入り込んでくる。
あまりの衝撃で、裂けてしまいそうな痛みに、逃げ腰になる孝朗の腰を強く掴まれた。
「あぁぁぁっっっ!!!けいっ…ごっっ…!!!」
「力、抜いて…」
息の上がった圭吾の言葉の意味も、今の孝朗には理解できる余裕などなかった。
「っ…つっ…!!!」
「タカ…」
歯を食いしばっていた孝朗の顔を振り返させられて、唇が塞がれた。
宥めるように舌が入り込んできて孝朗の舌を絡め取っていく。僅かな隙ができると、孝朗が溜めていた息を吐き出した。
体の強張りがほぐれた瞬間を見逃さず、一気に圭吾の怒張が最奥まで挿入された。
その衝撃に脳天がチカチカと光ったような気がする。
「あっ、あぁぁぁっっっ!!!」
「っ、クっ!!!」
また背中を温かなもので覆われる。重なる圭吾の肌もじっとりとしていた。
乱れた吐息が耳朶を撫でていく。
「タ、カ…、ごめん…。俺、全然余裕ないわ…」
「はぁ、はぁ…っっ」
体内に籠る圧迫感に、声すら出せない。体に与えられるものが快感なのか苦痛なのかも判断ができず、ただ、逃げられないことだけははっきりと判る。
今のこの体だけではなく、心も支配されていくような感覚。
自分の体に興奮を覚えてくれたことは、圭吾が愛してくれているのだと実感する。
そのことが嬉しくも悲しくもあった。
圭吾に溺れてしまった時、自分はどんな風になってしまうのだろう。
そして、離れていく時…。
喜びと不安が相まって孝朗を苛めた。

「タカの中、熱い…。すげー、締め付けてくる…」
それがどんな状態なのか、孝朗は知る由もないが、恥ずかしいことなのではないかと思った。
思ったら余計に体に力が入ってしまう。
「言わな、…で…」
「タカ、こっち向いて…」
「やぁ……」
「タカ…」
呼ばれて自分から痴態を晒すような行動になど出られない。
今の自分がどんな顔をしているのか見られたくもなかった。
だけど、次の瞬間、片足を持ち上げられたかと思うと、繋がったままで突然体を返された。
「あぅぅっっ!!」
切先がちょうどいいところに当たって、勢いよく内壁を擦られたものだから、痛みで萎えたはずの性器が跳ねあがった。
シーツに背中を押し付け、逃げも隠れもできない体位にされる。
簡単に体を自由にされた非力さも晒した気分だった。
ひっくり返ったかえるみたいな体勢に、顔が火照る。
「けい…」
「タカ、可愛い。好き…、ちょー、好き」
真正面から堂々と告白をされて、どんな表情を浮かべたらいいのだろう。
プィと枕に顔を押し付けたく反らすと、圭吾の唇が顔中のあちこちに触れた。
「俺、今、すごく嬉しいの」
「な…」
「タカと出会えて一緒になれて、こうして繋がれて…」
「も、い…」
これ以上照れるような言葉を囁き続けてほしくない。
「しかも、タカ、ちゃんと感じてくれているし」
「け…、やめ…っ…」
孝朗の心境など全く無視して圭吾の告白は続く。もう顔から火が出る気分だ。
『感じている』など、厭らしい人間になってしまったとも思えた。
自分の体内でドクドクと脈を打っている圭吾の雄を改めて感じ取って、それが余計に羞恥心を生んだ。
「もう少し待ってやりたいんだけど…、ごめん…」
圭吾の手が孝朗のほっそりとした腕を引き上げて、圭吾の肩へと持っていく。
それから、膝裏を持ち上げられた。

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