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BLの丘
真っ赤なトマト 18
2011-04-28-Thu  CATEGORY: 真っ赤なトマト
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。



孝朗の乳首は赤みと硬さを増していた。
圭吾が「可愛い…」と囁きながら何度も舐めまわしていたせいだ。
下肢に集まる熱はもう誤魔化しようもなく、昂った性器から蜜がこぼれ始めた。
「や…、けい…、も、…あぁ…」
弄られているのはそこだけなのに、全身を触られているようなむず痒さが肌を這いまわり粟立たせる。
どこまで我慢すればいいのか、圭吾が満足するのはいつなのか…と身じろぎしたいのも耐えていたが、自分がどんどんと浅ましい姿を披露してしまいそうで焦っていた。
息は上がり、話したい言葉も途切れ途切れとなって、圭吾に届いたのか…。
「タカ?気持ちいい?」
「わ…か、…な、い…。…も、やだ、それ…」
「そう?でも、もっとタカが乱れるところ、見たい…」
冗談じゃない、と孝朗は内心で叫び声を上げた。
痴態を見せるのなんて、恥ずかしすぎるだろうと、圭吾の下から抜け出したくなった。
しかしがっちりと覆いかぶさっている圭吾の力に孝朗が敵うはずもなく、堪え切れない喘ぎ声が吐き出されるだけ。
初めて与えられる快感に翻弄されていく自分が怖かった。

圭吾が名残惜しそうに胸から唇を離した。
そのことにホッとしてもいたが、圭吾の舌はそこから下腹部の方へと移動していく。
脇腹を吸い上げられるとビクンと大きく跳ねた。ここを触られるとなんとも言えないくすぐったさが走る。
「やぁぁ…っ」
じっとしていることなんてできなかった。抵抗と捉えられたくはないけれど、抗ってしまう。
「タカ、本当に脇腹、弱いよな」
だが、圭吾は孝朗が心配したようなことは感じていないらしい。むしろ喜ばしいといったような雰囲気だった。
孝朗が感じていた焦りと緊張が少しはがれおちた。
以前からよく圭吾が孝朗にちょっかいを出す時、腰を掴まれたことを思い出す。
孝朗がどんな反応を示すのか、しっかり楽しまれていた。
人に触れられたことなどないから弱いのか、自分の体のつくりからなのかの判断はできない。
このてのことについては、孝朗は無知といっていい。
それでもこんなふうに改めて伝えられるのは気恥ずかしかった。

圭吾の掌が体のラインを確かめるように撫で上げる。それだけでも体が熱を持つ。
勃ちあがってしまった性器に視線が落とされたのだと分かった時が、何よりも恥ずかしかった。
これ以上染めようがないというくらいに孝朗は顔を真っ赤にする。
その場所を優しく撫でられてまた体が跳ねた。
「あっ…っ」
「嬉しいんですけど…」
「何が?」という問いも声にならない。
さらに顔を寄せた圭吾が雄の先端を舐めてくる。
「ちょっ…っ!!けいっ…っ!!なにっ…?!」
あまりのことに引き離したく、孝朗の両手が圭吾の頭部を捕らえた。
まさか、こんなことをされるとは思ってもいなかった。
孝朗が想像していた性行為なんて、もっと淡白なものだったのだ。
「何ってフェラ。いいから、タカ、このまま感じててよ」
圭吾は平然と言い放ち、有無を言わせないといった態度でパクリと孝朗のモノを口腔に収めてしまった。
口の中の熱さと絡みついてくる舌の動きに逃げようもなく、襲ってくる快感に、あっという間に痛みを感じるほど張り詰めた。
「あぁぁぁぁ……」
口元を押さえることももう忘れていた。
…怖い…。淫らに乱れていく自分を晒すことで圭吾がどう思ってしまうのか…。
残っている理性が不安を訴えてくる。
だけど与えられるこれまでに感じたことのない強烈な刺激に、ズブズブと溺れていく自分がいるのも確かだった。
指と舌、唇で丁寧に愛撫される。当然ながら、こんな快感があることを知らなかった。
唾液と先走りの混じった、じゅぶじゅぶとした水音が鼓膜に響いて来て、羞恥に悶え、また気持ち良さに孝朗の睫毛が濡れてくる。
「あっ…っ、けい…、けい…ご…」
体の奥底から昇り詰めてくるものを感じた。
性交の経験はなくても、射精の経験くらいある。
このままではどうなってしまうのかが分かるだけに、一層の困惑が孝朗を包んだ。
「けい…っ!…っ、だめっ、もうっ、はなしてっ!!」
「いいよ、このままで…」
圭吾もこの先に来る事態を承知している。
嫌がろうともしない、それどころか楽しんでいる、喜んでいる雰囲気で孝朗を見つめてくる。
先端を押し広げられるように舌が差しこまれる。圭吾の口内がちゅうと窄められて、吸い上げられる。
一気にせり上がってくる射精感を逃すことなどできず、孝朗は嬌声を上げながら白濁を喉奥に叩きつけた。
「あぁぁっっんっ!!でちゃ…っっ!!!」
最後の残滓まで絞り取るような動きをされた。
孝朗は吐き出してしまったことに、激しい焦りと後悔に襲われた。
慌てて身を起こそうとし、腕の力でなんとか起き上がった時に、圭吾の喉が上下に動いた。
「け、圭吾!!…ごめっ、ごめんっ、だして!!出してっ!!」
「もう、ないよ」
あっさりと言葉を発してくるのはいつもの圭吾だった。
何が起こったのか咄嗟に理解できず、孝朗は呆然と圭吾を見つめるしかなかった。

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GWですね。我が家も粗大ゴミが連休に入るので、更新、途切れると思います。
気長にお待ちください。

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