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BLの丘
策略はどこまでも 45
2009-08-13-Thu  CATEGORY: 策略はどこまでも
R18でお願いします。

後孔には僅かな指先しか入れられていない。まるで淵をなするかのように浅い部分を久志の指先がクルクルと回った。
「あ…ァ…ッ」
「すっげ…。なんにもしなくても飲み込まれそうなんだけど」
蠢き続けていた那智の内部が、久志の言葉を浴びてキュッと閉まるとムニッと指先が外に押し出された。
「やっぱりもうちょっと奥までいれないとダメみたいだな」
「や…だっ!やっ!!」
単に那智は、久志から告げられる自らの体内の実況中継をやめてほしかっただけだった。あまりにも具体的に表現をされて否応なく身体が反応してしまう。
「那智が嫌っていっても、俺が耐えらんないんだけど。もっと奥、いれてもいい?」
優しく触れられていた身体に、那智の意思などおかまいなく、てっきり今までと同じような刺激と快楽が与えられるのだと思っていた那智は、後孔の皺の上をなすられるだけの行為に身悶えた。
指先だけを入れられた蕾の中心がピクピクと収縮するのが自分でも分かったくらいだ。

「ね、ひ、さぁ…」
「なに?」
強請るように名前を呼んでみたが、久志の意地悪はまだ続いていたようで、逆に問われて那智は戸惑った。
この期に及んでまだ何かを言わせたいらしい久志がありありと見えて、口をつぐんでしまう。
まるで耐久レースみたいだと思った。久志だって結構辛いところまで来ているだろう。このまま黙っていれば痺れを切らして久志がこの先の行為に及ぶのは想像がつく。だが、久志に弄ばれる身体は、久志が求めるよりも早くに限界が来るよう仕向けられる。
那智は小さく首を振った。
「ね、ぇぇ…」
「だからなぁに?」
久志の指先は蕾を割ることもなく、当てられて強弱をつけて押してくるだけだった。今にも飲み込もうと蠢くのを那智ははっきりと感じた。
「…ね…」
「ん?」
埒の明かない言葉の応酬に耐えられず、那智は久志に手を伸ばし、首を絡め取った。ぎゅうっと抱き付き久志の顔を視界から消した。顔を見られていなければ何だって言えそうな気がした。
「…は、やく、…して…」

久志の一番長い指が一気に那智の中にめりこんだ。
「んあぁぁっ!!」
突然のことに那智の白い首筋が大きく反らされる。
「那智、可愛すぎ。…、やっべー、声だけでイきそうになったの、初めて」
切羽詰まった久志の声が那智の耳に届いてきた。そんなに恥ずかしいことを言ったつもりなどなかったのに、久志の台詞は那智を羞恥心でいっぱいにした。
久志は那智の額や瞼、頬など顔のあちこちにキスの雨を降らせた。
「すっげー、可愛い。すっげー好き。…なぁ、ごめん。俺、ちょっと限界」
先程までのゆるゆるとした動きはなんだったのかというくらいに、那智の中に入った指が激しく内壁を擦った。幾度も抜き差しをされ、綻んだ入口から2本目、3本目と追加されても、然したる痛みなど感じなかった。
「…はぁ…んっ…あっ……、あぁっ…」
あまりの激しさに抑えようと思った声も自然と高くなる。
那智の中心も充分なほど硬さを取り戻していた。長く待たされた一番良い刺激があともう少しでもらえると思うと、興奮が心の中にふつふつと沸き立った。

「…あ、はぁ、ンっ…」
「もう大丈夫かな。ね、もう挿れていい?」
久志は那智の体内のいいところをスッと掠めながら確認してきた。
今更確かめる必要なんてないだろうと思う。那智の身体のことは、たぶん那智以上に詳しいくらいじゃないだろうか。
限界、とか言いながら最後まで那智の意見を聞くところが小憎らしいくらいだ。
那智は声を上げずにコクコクと頷いた。今度ばかりはそれで許してくれたようで、久志は指を抜いた。
膝裏を掬いあげられ、重なるように久志の身体が倒れ込んでくる。灼熱のような久志の雄が、那智の敏感になった孔に当てられた。
ヌルリとしたものが入口に擦りつけられて、久志の興奮ぶりを見た気がした。

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