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BLの丘
白い色 35
2010-11-21-Sun  CATEGORY: 白い色
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。 

紅い花びらが白い肌の上に散った。
胸元から脇腹、臍と、大翔の唇が動き、シーツの上で迫り来るだけの快感をなんとか逃そうと、膝を立てた美祢の足の指先が丸まる。
蜜を零す自身の先端に大翔が気付いていないわけがなかった。
だけどまだ触れてはくれない。
自分ばかりが攻めたてられるようで悔しくて、「ひろと~ぉ」とか細い声が漏れる。
「ん?何?」
「こっち、来て…」
それはキスを強請る仕草だった。
逆らうことなく、大翔の唇が美祢の唇を捕らえる。
その隙に、美祢は大翔の雄に手を出した。
「んっ!」
一瞬ビックリしたように大翔の腰が引けそうになったが、弱い部分を握り込まれているせいか、激しく動いたりはしない。
舌を数度、行き来させたあと、苦笑いの大翔の顔が見えた。
「ぜってー、美祢、大胆だって」
「そ、そんなことないもん…」
改めて口にされれば照れてしまうのだが、求めていることは確かだ。
少し身体を縮めるようにして、大翔の首筋から鎖骨まで舌を這わせた。

はぁ…と大翔から吐息が漏れることで、大翔も感じてくれているのが分かる。
それが嬉しくて、怒張に伸ばした指先で先端を擦ると、滑るものが触れた。
覆いかぶさっている大翔の広い肩を少し押せば、大翔がシーツに背を付けた。
何をするのかは言葉にしなくても分かっている。

ススッと大翔の下半身をなめられるように身を滑らせた。
大翔の太腿の間に収まるよう、ちょこんと座った美祢の頭を、大翔が撫でてくれる。
反り立つ屹立に手を伸ばし、愛おしそうに舌を伸ばす。
すでに、美祢の口の中に頬張れるような大きさではなかった。

だけど気持ちいい部分は分かるから、舌を絡めるし、吸いつく。
その度に小さく「ぅんっ!」と唸る大翔が可愛いと思う。
喉奥まで目一杯咥えたって、半分がやっとだった。
全てを咥えさせようとするような、強引な態度には決して出て来ない。
えずく美祢を分かるからだろうか、無理させずにひたすら髪を撫でてくれる。

「美祢、こっち、向け」
誘われるよりも早く、力強い腕が美祢の腰を捕まえて、大翔の顔の前で両足を広げた。
大翔が持つ肩幅を考えれば、美祢は厭らしいほど足を広げなければならなかった。

「やぁぁっ、ひろとぉっ」
恥ずかしさに咥えたはずの分身が零れ落ちる。
お互い跨り合うような体位は、羞恥心を煽るだけだった。
「良く見える。…美祢、口、離したらダメだって。ちゃんと濡らしておいてよ」
そう言いながら、後孔に忍ばされた舌先が巧みに狭い筒をこじ開けようとしていた。

「あぁぁぁん、やぁ…っぁ」
与えられる刺激に、再び咥えることは難しい。
それでも大翔を思えば掌につかみ、せめて先端くらいはと舌を伸ばす。
双丘を割った親指が秘部を割り、差し込まれる湿った尖る舌先に身震いが起こる。
「やぁんっん、やぁっ…」
ビリビリッと背骨を這いあがってくる快感が美祢を覆った。
美祢の弱いところなど、すでに熟知した大翔だ。
快感を逃しはしない。

「こんなの、見せるの、俺だけだから。安心して溺れろよ」
薄い尻を甘噛みされながら想いを告げられる。
こんなみっともない姿を晒せるのも、大翔だけだ…。
これまで身体を開いた相手にだって、安心して全てを晒した人間などいないと思う。
奥底に眠る快感まで引き出してくれる大翔を、心の底から喜んで迎えた。
恥ずかしいことも嬉しいこともなにもかも分かち合う。
それができること、何よりも嬉しい…。

「ひろ…、大翔、繋がりたい…」
喘ぐ声の中に、想いを吐き出せば、位置を変えるよう抱え上げられた腰があった。

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