FC2ブログ
ご訪問いただきありがとうございます。大人の女性向け、オリジナルのBL小説を書いています。興味のない方、18歳未満の方はご遠慮ください。
BLの丘
白い色 25
2010-11-11-Thu  CATEGORY: 白い色
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。

「苦しくない?」
次から次へと溢れる涙を唇で吸い上げながら大翔が聞いた。
みっちりと埋め込まれた身体は、少し動かれただけでも悲鳴を上げそうだった。
だけどこの期に及んでまだ美祢を気遣おうとする態度に、今まで以上に大翔へと寄り添っていく思いがある。
「お…き、過ぎ…」
眉間を寄せながら美祢が憎まれ口を叩けば、辛さの中にもフッと頬を弛めた大翔がいた。
美祢も、目にしたものが自分の体内に収められていることが信じられないくらいだ。
「久し振りだからそう思うだけだよ」
汗と涙で濡れた美祢の髪を梳かれる。
「美祢の中、熱い…。狭いのに柔らかいし、こっちが溶かされそう…」
肉壁の中でピクピクと動く雄芯を感じる。
また唇を食まれて、少しだけできた隙間に美祢の唇が動いた。
「い…よ…」
「?」
「う、ごいて…」
「大丈夫?」
視線が絡まり、美祢が頷くことで返事をすると、大翔の目尻が僅かに下がった。
さすがに大翔だって限界だろう。

大翔が上体を起こし、根元まで挿いった部分を確認するように周囲を指先でさすった。
「あぁ!っやぁっ!!」
ビリビリと痺れる快感が襲ってくる。
腰骨を強く掴まれ、かき混ぜるように大翔の腰が円を描いた。
それだけで内壁の全てがこすられて抑えられないような射精感に見舞われた。
身体が浮くような奇妙な感覚だった。
「あぁぁぁ…、あぁぁ…」

天を向いた大翔の口から、一際大きな息が吐き出された後、両膝を抱えなおされ、身体が二つになるように折りたたまれる。
かかとが、大翔の肩に乗った。
一気に引き抜かれ、一気に貫かれる。
同時に膨れ上がった性器を握り取られて扱かれて、もう耐えられなかった。
「んんっっ、んぁああっっ、あぁぁ――っつ!!」
美祢が射精したあとだけゆっくりとした動きに変えてくれたが、それでも大翔は止まらなかった。
啼き続ける美祢の顔にも身体にも、幾度も唇をおとされ、肌に触れる感覚がますます鋭くなっていく。
孔は抜かれるたびに大翔のカタチを感じ取る。
「美祢…、美祢…っ」
呼ばれて、潤んだ瞳が大翔の視線と絡まると、中のモノがまた大きさを増し、美祢の喉がぐっと上を向く。
「あぅっ!」
「や、べ、…もぅ、イク…」
汗で濡れた腕が首からすべり落ちそうになって、美祢は離れそうになることに脅えてより一層強く引き寄せた。
それを合図にしたように、美祢の腰を掴んだ手にも力が入って、力強い抽挿が続いた。
達したばかりなのに、内壁を擦る動きに新たな快感を与えられ、ぬかるんだ泥沼に陥ったようだ。
「美祢っ」
再び扱かれた先端からは大した量の体液はでなかった。
代わりに意識まで飛びそうな、渦巻く強烈な絶頂が続いた。
灼熱が最後と言わんばかりに膨らんで、体内の最奥に熱い飛沫が当たる。
不思議と幸せな気分だった。


創立記念パーティーが終了する前に、客室に下がってきてしまい、すぐにこの行為が始まってしまったのだから、まだ”真夜中”というには早い時間なのだろう。
疲れた体を並んで横にし、息も整った頃、改めて意識がはっきりとしてきた美祢は、現状に気付いた。
仮にも付き合っている人間がいる状態で、他の人と身体を交じり合わせたのだ。

「駆くんになんて言おう…」
「役立たずに用はない、とでも言ってやれば?」
「そんなこと…」
美祢に腕枕をしながら、大翔の手が美祢の髪をいじったり頬を撫でたり、鼻をつまんだり、と悪戯をしている。
それはいつものことだったし、嫌とも思わず好き勝手にさせていた。
横向きにした身体を大翔の胸に押し当て、トクントクンと小さな振動を奏でる心臓の音を聞いた。
この音はひどく落ち着く。

にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ
にほんブログ村
関連記事
トラックバック0 コメント2
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
No title
コメント甲斐 | URL | 2010-11-11-Thu 00:27 [編集]
ほ~
このまましばらく
幸せに浸っていたいところですが
駆にいちゃんになんて言いましょう
大翔くんは恋人奪ってしまった形になるわけですから
今までずっとそばにいた親友同士が
この後どうなってしまうのでしょうか
恋人になるには少し自覚が足りないというか
お互いの意識にずれがあるような気がします
Re: No title
コメントきえ | URL | 2010-11-11-Thu 07:38 [編集]
甲斐様
おはようございます。

> ほ~
> このまましばらく
> 幸せに浸っていたいところですが
> 駆にいちゃんになんて言いましょう

お兄様になんて言うんでしょうかね。
なんて言われちゃうんでしょうかね。

> 大翔くんは恋人奪ってしまった形になるわけですから
> 今までずっとそばにいた親友同士が
> この後どうなってしまうのでしょうか
> 恋人になるには少し自覚が足りないというか
> お互いの意識にずれがあるような気がします

なんだかまだ恋人未満ですよね。
意識のずれ…。
『恋』っていう感情に辿りついていないような美祢です。
ビミョーな二人を見守ってくださって嬉しいです。
コメントありがとうございました。
トラックバック
TB*URL
<< 2019/12 >>
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


Copyright © 2019 BLの丘. all rights reserved.