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BLの丘
白い色 23
2010-11-09-Tue  CATEGORY: 白い色
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。

大翔がボディローションのボトルを手に戻ってきた。
大翔の態度は美祢に緊張感を持たせないためなのだろうか。
拗ねるように横向きに転がった美祢の隣に腰を下ろしきて、再び仰向けへと転がせる。
「顔が見えるのと四つん這い、どっちがいい?」
改めてそんな聞かれ方をされると、どっちも嫌だ…と思ってしまう。
もともと美祢は、獣のように膝をついて後ろを差し出す体位は好きではなかった。
答えあぐねる美祢に、待つ間も惜しく大翔は「じゃあ俺の好みで」と枕を手繰り寄せると美祢の腰の下に入れようとした。
「ね、ねぇ、電気、消さない?」
「速攻で却下」
美祢の提案は受け入れられることがない。
力で大翔に勝てるわけもなく、答えながらも大翔は美祢の足元に回り込み、細い足首を掴み上げると、ぐいっと持ち上げる。
浮いた隙間に枕が宛がわれれば、上向きになった秘部が大翔の目の前に晒された。
きゅっと膝頭を合わせようとするのだが、それも簡単に解かれて広げられる。
「今更恥ずかしがることないじゃん。美祢の全部を教えて」
内腿に舌を這わせながら白くて薄い尻の丘を掌が分け開く。
小さな皺が集まる場所を親指で押されて、更に窄めた舌先に舐められれば、ゾクリとしたものが身体を駆け抜けていった。
「やだ、それやっ」
「なんで?気持ち良くない?」
感じすぎるのだ。
ましてや、先程一度達ってしまったせいで、皮膚の全てが敏感になっている。
普段、人の手が伸びることがない場所に人の息があたるだけでも身体が反応してしまう。
それを顕著に大翔の前に晒した性器が表していた。

「嫌は好きのうちってな。美祢が気持ちいいって思うことを素直に教えてくれればいいんだって」
すっかり探究者の目だ。
『美祢の全部を教えろ』とはどこまでも貪欲に美祢を手に入れるということなのだろうか。
美祢は自分がこの先、どんな痴態を晒すのかと戸惑いを覚えた。
今の自分なら大翔が言うとおり『大胆』なのだろう。
大翔が相手という、気の緩みも重なっている。

「大翔は?大翔、まだ我慢するの?」
自分だけがイったことを気にかけた。
ふと視線を送った大翔の性器は完全に形を成して上を向いている。
「何?美祢、シテくれるとか言う?」
これまた、墓穴を掘った質問だった。自分から強請った格好だ。
美祢がまた顔を赤らめれば、大翔がククッと喉を鳴らす。
「でもそれはまた次でいいや。今日は美祢を満足させてやりたいから」
長いこと放っておかれたことを気の毒と思われているのか、それとも駆の不甲斐なさに兄弟として多少なりとも責任を感じているのか。
義理でなど与えてほしくないと願ってしまう。
けどいつも大翔は真剣に正面から美祢を見てきてくれたから、大翔の言う『大事にしたい』という言葉を信じたかった。
どちらかといえば、美祢は甘やかされて育ってきた。
包まれるような優しさを感じると、人を信じたしコロコロと転がっていくような脆さも持ち合わせている。
その大元にあるのが大翔だったし元凶とも言える。
大翔は美祢を裏切ったことは一度もなかった。

「ほら、足開いて」
促すのが早いか、力が込められる方が先か…。
途中で中断された行為の続きを大翔が始めてしまえば、美祢に抵抗など無理な話だった。
「あっ、大翔っ」
快感が滾っていく。
ビクビクと震える身体が美祢の答えで、口をついて出る「やぁ…」は大翔が言ったように「好き」なのだ。

舌先で湿らされた蕾にローションを纏わせた指が触れた。
思わず力が入ってしまう場所を、ゆるく何度も押される。
「美祢、大丈夫だから…」
余裕ある言葉はすでにこの行為に慣れた人間のものだ。
このまま委ねられる安心感を見せられたようで、美祢は大きく息をはいた。

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いよいよ突入…じゃなくて挿入…???
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コメント

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いよいよ・・・
コメントkai | URL | 2010-11-09-Tue 16:15 [編集]
とろけるような甘いムード・・・というより
やさしくて安心感のある雰囲気ですね
何もかも分りきっている相手
信頼関係で結ばれた二人
それが恋人同士となる日が来るのか
今のところよくわかりませんが
傷をいやしくてれるような愛し方も
ありなのかなーと思います
Re: いよいよ・・・
コメントたつみきえ | URL | 2010-11-09-Tue 16:42 [編集]
kai様
こんにちは~。

> とろけるような甘いムード・・・というより
> やさしくて安心感のある雰囲気ですね
> 何もかも分りきっている相手
> 信頼関係で結ばれた二人
> それが恋人同士となる日が来るのか
> 今のところよくわかりませんが
> 傷をいやしくてれるような愛し方も
> ありなのかなーと思います

安心感、そうですね。それが一番良く表れている雰囲気が伝わってくれれば…。
友人としての信頼は、恋愛に発展するのでしょうかね。
恋人と呼べるのか。
恋愛って色々なパターンがあるかと思います。
そんなのを書けたらいいんですけど…(力が及ばず…涙)
コメントありがとうございました。
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