FC2ブログ
ご訪問いただきありがとうございます。大人の女性向け、オリジナルのBL小説を書いています。興味のない方、18歳未満の方はご遠慮ください。
BLの丘
想像と理想と現実  3
2010-11-01-Mon  CATEGORY: 観潮楼
この作品は以前【観潮楼企画】『秋の夜長に想像したもの』の続編にあたります。
しかし今回、観潮楼のお題とは関係のない季節と内容になっておりますので、この話は【観潮楼参加作品】としてはupいたしません。(目次だけは並べて置いておきます)
リクエストを頂き、あまりお待たせするのもどうかと思って現時点でのupとさせていただきました。
観潮楼の規約に基づき、イラストの掲載もありません。どうぞご了承ください。




R18 若干ですが性描写があります。閲覧にはご注意ください。

欲望を求めるような激しいくちづけなどこれまで知らなかった。
どこをどうしていいのかも分からず、本能の赴くままに誠一の舌が秋彦の唇を舐め、開いた口腔へと這わせられる。
試験が終わってからの日々に、誠一がしていたことといえば、性に関しての情報収集ばかりだった。
これまでにも、秋彦が知る以上に知識はあると自負していたが、何分未経験なだけに心配は尽きない。

口付けだけで息が上がった秋彦の膝がガクガクし始めて、誠一はベッドにそっと座らせた。
見つめた秋彦の白い頬がうっすらと上気している。
それが余計に秋彦の扇情的な部分を際立たせていた。
これまでいくら想像していたとはいえ、本物は想像をはるかに上回ってダイレクトに腰にきた。
それでも誠一はなんとか自分を抑えようと努力した。
秋彦が怖がらないように、慎重に丁寧に、身体の隅々まで愛してやろうと、理想像を描いていたから…。

秋彦と誠一の距離が僅かでも開いたことで秋彦は不安を瞳に宿らせた。
自分の何かが悪くて、誠一を呆れさせたのではないかと…。
過去の、中年男に罵られたことが言わずとも脳裏を過っていく。
「せ…」
「ごめん、俺、暴走しそう…」
「それって、だめってこと…?」
「ちがうよ、あき。我慢できそうになくて…。あきのこと傷つけたくないのに、めちゃくちゃにしそうで怖いんだ」
「いいよ、して…。誠ちゃんだったら、なにされてもいい…」
「そういうこと、言うなよ…」
誠一から情けないような声まで聞こえて、ふふふと秋彦は笑ってしまったくらいだった。

そっと秋彦の背をシーツの上へと横たえる。
もう一度ゆっくりと唇を合わせながら秋彦のセーターとシャツをたくしあげた。
初めて触れた秋彦の肌は、しっとりとしていて、誠一の掌に温かさを伝えてきた。
誠一の手が冷たかったからだろうか、ビクンっと秋彦の身体が跳ねて、その反応がとても可愛かった。
白い肌に生(な)る赤い実を唇に含めば、またビクビクッと捕まえた身体が戦慄いた。
「あぁ…」
切ないような喘ぎ声が聞こえて、余計に誠一を追い詰めていく。
脳にも下半身にも、この光景は淫ら過ぎて体に良くない…。
まるで獰猛な獣にでもなった気分で、誠一はひたすら秋彦の肌の艶を味わった。
胸の先端は唾液を絡ませて舐め上げれば硬く尖っていく。
そっと歯を立てれば「あんっ、ゃぁあぁぁっっ」と一際大きな啼き声が響いた。
「ここ、いい?気持ちいい?」
親指と人差し指でつまみながら聞くと、紅潮した顔で「ジンジンする…」と素直に答えてくれる。
「あき、ほんと、かわいい…」
唇や瞼や頬と、キスの雨をふらせながら、誠一は急いたように秋彦のベルトに手をかけると前を弛めた。
身を起こして衣類を剥ぎ取ろうとする誠一に、秋彦は合わせてくれる。
下着ごと一気に脱がしてしまえば、ぷるっと勃ちあがった秋彦の性器が目の前に晒されて、誠一はもうこれ以上の我慢ができなかった。
頭の中に入っていた”基礎知識”が全部吹っ飛んだのだ。

にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ
にほんブログ村
2← →4
まさか親はこんなことしているとは思っちゃあいないだろうし…。
関連記事
トラックバック0 コメント4
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
No title
コメントmiki | URL | 2010-11-01-Mon 14:58 [編集]
確かに、親達は息子達がこんな風になってるなんて思いもしないでしょうね。一緒に住むのも本当は全然別の理由があるし。う~ん、知ったらどうなるのでしょう?以外とあっさり受け入れたりして(笑)
No title
コメント甲斐 | URL | 2010-11-01-Mon 15:10 [編集]
合格のご褒美ですね
長かった~
これからもずっと二人で一緒にいられるのだから
あんまり暴走しないようにと祈ります
親の知らぬ間に・・・ですね
Re: No title
コメントきえ | URL | 2010-11-01-Mon 16:27 [編集]
miki様
こんにちは。

> 確かに、親達は息子達がこんな風になってるなんて思いもしないでしょうね。一緒に住むのも本当は全然別の理由があるし。う~ん、知ったらどうなるのでしょう?以外とあっさり受け入れたりして(笑)

親、聞いたらびっくり?!
一緒に住むのは、ほら、保安上と、家賃の関係で…(他の理由?どんな理由?…しらんぷり…)
受け入れそうですねー。
「あら、そうなのー」みたいな感じ?
コメントありがとうございました。
Re: No title
コメントきえ | URL | 2010-11-01-Mon 16:33 [編集]
甲斐様
こちらにもこんにちは。

> 合格のご褒美ですね
> 長かった~
> これからもずっと二人で一緒にいられるのだから
> あんまり暴走しないようにと祈ります
> 親の知らぬ間に・・・ですね

ご褒美です~。
まぁ、この先も長いですからね。
頭で分かっていても若いから現在暴走中?!
親の知らぬ間に契りを交わし…かわ…、交わせるのか?!
コメントありがとうございました。
トラックバック
TB*URL
<< 2019/10 >>
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


Copyright © 2019 BLの丘. all rights reserved.