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BLの丘
一番近いもの 2
2010-07-11-Sun  CATEGORY: 一番近いもの
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。

「こういう反応の良いとこ、俺、好き」
「ばかっ!やめろってっ!!朝から何考えて…、っつぅっ!!」
カリッと音がしたのではないかと思うくらい、胸の先を噛まれた。ジンとした痛みが胸に広がる。
一糸まとわぬ裸の身体は大希にとって触れたい放題だった。
「痛いところは舐めて治してあげないとな」
「やめ…っ!!…ぁあぁ……」
大希に何度も身体を許すのにはもちろん理由がある。
たぶん、海斗がこれまで抱かれてきた中で、一番追い上げるのが巧く、そして満足させてくれた。
感じさせ方や、焦らし方の際どさ、渇望する身体を充分なほど潤してくれる。
だがそれは、欲求不満だと感じている時だから余計に染みることのような気もしていた。
それが、散々『欲』を吐き出したこんな朝でも反応してしまえば、もう大希のテクに堕ちている自分を知る。
「だ、いき…ぃ」
片方の乳首を舌先で転がし、時折吸いつき、「チュパッ」という音を立てて離される。
もう一方は親指と人差し指で挟まれたりつねられたり捏ねられたり押されたり…と好き勝手に弄ばれていた。
同時に脇腹や太腿の内側を撫でまわす掌がある。
しっかりと勃ってしまった中心に触れてほしくて、自然と両足が開き、膝が立つ。
大希の身体が入り込んで、両脚を大きく広げさせられるのに、肝心な部分は放ったらかしのままだ。
「その気になってきた?俺はいつもどおりやりたいけど、海斗がご近所様から白い目で見られるのは可哀想だからな」
この間もひっきりなしに物音は響いてくる。
それは当然、啼き声を上げれば気付かれる可能性が高いことを表してもいた。
すこしだけ、背筋に冷たいものを感じるが、熱くなった身体はすでに解放の時を待ち侘びている。

ここまで昂らせておいて、今更やめるとでも?!
唾液に濡れた方の乳首をピンと指先で弾かれる。
「っ…っ!!」
「どうする?」
「どうする…って?」
「このまま抱いちゃっていい?あとは海斗の自己責任ってことで」
口角をあげた男を、悪魔かと思った。
所詮、こんな男だ。
自分の欲求をはらす為だけの、相手の生活も何も関係ない世界。
もちろん、縋っていた自分もいるわけで…、一概に責められたものではないけど…。
海斗が「やめる」と言い出さない状況まで追い込んでからの発言に、この男の狡賢さを垣間見た気がした。
瞳に影を乗せた海斗を感じるなり、フッと大希の表情が緩んだ。
「ごめん、ちょっと言い過ぎた。朝のおまえ、妙に清々しくて、夜とは別人みたいにみえたからさ。夜はもっとしっとりしているっていうか、艶があるっていうか…。同一人物かどうか確かめてみたい気になった」
要するに『厭らしい人間』といいたいのだろう。
「大希はこのままやめられるの?」
「無理」
問うてみれば即答で返ってくる。
本音は海斗も同じだったが、これまで平気で喘ぎ続けていた嬌声をいきなり控え目にできる自信もない。
いきなり大希の掌が海斗の中心を撫で上げる。
「ああんっ!!」
思っているそばから高い声が漏れた。
「ちょっ、なに、クる、この声…」
いつもとシチュエーションが違うからなのだろうか。
大希の声にも興奮が纏っているのが感じられた。

股間をいじっていた手がずれて、やわやわと後孔を撫で上げた。
「あ、あぁ…ぁ…」
我慢をした喉奥からあえかな吐息がこぼれ出る。
「ここ、まだゆるいよね。少し弄ったらすぐ挿れられそう」
ドクンっと内壁が動く。
期待している体に言い訳なんかできない。

つぷっと指先が潜り込む。
いくら使い慣れた…とはいっても、昨夜のうちに綺麗に処理されていた部分は湿り気も滑りもなくて、ささやかな痛みを運んでくる。
「ぅっつ…っ!!」
「ちょっとまって」
噛みしめる唇に、大希が慣れた仕草でナイトテーブルの上に投げ出されたままのローションのボトルを手に取った。
『ちょっとまって』は大希自身に言い聞かせるものじゃないのか?!と急いている様子に悪態をつきたい。
今の季節では…、また温まった身体には、冷たいローションが心地いいくらいに感じる。
撫でつけられる指の動きは素早くて、ここまでになれるにはどれだけの数をこなしてきたのかとへんな妄想が頭を過った。
もうすでに知っていることだ…。

指の動きだけで先走りがぽとりと腹の上にこぼれた。
ピンと張り詰めた雄は海斗の腹についている。
片足を大きく抱え上げられ、猛々しいものが蕾に押し当てられて、珍しく余裕を失ったような大希が荒い息を吐いた。
ズチュッと淫猥な水音がして、体内に潜ってくる硬いものを感じる。
「あぁぁぁぁっっ!!」
「海斗、俺、出て行けなくなっちゃうよ…」
今更だ、バカヤロー、と心で不満を述べつつ、身体はもう与えられる快楽の海に堕ちて行くところだった。

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すいません、早速間違えてupしてしまいました…。
散々お待たせしたので、まぁ1話くらいいいかな…。
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コメント

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ラッキー♪
コメントけいったん | URL | 2010-07-11-Sun 23:44 [編集]
同日に 2話UPは お得感が あって 嬉しい♪
「一番近いもの」...両隣が 同じ日に 引っ越して来たのは 偶然 ? or 必然 ? 引っ越して来た日に 海斗の 卑猥声を 聞いた 両隣さんも ラッキー♪ 気になる両隣さんの 正体は いつ 分かるのか、楽しみにして 待ってます♪ (^o^)/byebye...☆
Re: ラッキー♪
コメントきえ | URL | 2010-07-12-Mon 06:57 [編集]
けいったん様
おはようございます。

> 同日に 2話UPは お得感が あって 嬉しい♪
> 「一番近いもの」...両隣が 同じ日に 引っ越して来たのは 偶然 ? or 必然 ? 引っ越して来た日に 海斗の 卑猥声を 聞いた 両隣さんも ラッキー♪ 気になる両隣さんの 正体は いつ 分かるのか、楽しみにして 待ってます♪ (^o^)/byebye...☆

2話upで喜んでもらえて良かったです。(でもそうやってストックをなくしていくんですよね…)
タイトルつけるの、ちょっと考えますね。
話の内容にあうのかな~?と。
引っ越ししてくるなり、いきなり聞こえた嬌声ではおとなりさんもびっくりですよね。(って聞こえてたのかな…???)
お隣さんの正体、とりあえず3話で名前くらいは明かしておきました。
コメントありがとうございました。
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