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BLの丘
ちょうどいいサイズ 58
2010-06-04-Fri  CATEGORY: ちょうどいい
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。

入口付近で一度止まった熱棒は、一呼吸の間をおいたあと、一気に奥まで進められた。
「あぁぁっ、あーっ!!…あ……っ!!」
ぎっちりと安住の分身がはまりこんでいる。
痛みが身体を縦断していった。
「あっ……あっ……っ」
背骨を貫いた痛みのせいで呼吸も出来ず、短く小さな声が口を抜けていく。
「動かないから…。このまま、待っていてあげるから…っ」
安住の呼気も乱れている。
内壁にドクドクと安住の脈が伝わってきた。
顔をしかめている様子を見れば安住も辛い状態なのだと分かる。
だけど、一葉はこんな時にどうしたらよいのかも分からず、また教えられてもどうにかできる余裕などない。

「あ、…ずみ…」
かろうじて漏れた掛け声に、安住が苦しさの中で少しだけ笑みを見せた。
「大丈夫…。大丈夫だから…」
こんな切羽詰まった状況ですら、一葉を安心させようとする優しさに涙がこぼれる。
濡れた体をしっかりと抱き寄せられ、その間も嵌めこまれた肉芯が一葉に振動を伝えてきた。
深くくちづけられ、苦しさの中で一葉はようやく息を吐き出した。
途端にぎちぎちだった孔が少し緩んだ気がした。
「いっぱい、息吸って、吐いて…」
一葉の身体が硬くなってそれが余計に安住を締めつけていたのだとようやく知る。
一葉がいいと言うまで安住は動かない気でいるのだろうか。
自分が少しでも楽になれたのと同じように、安住にも辛さから解放してやりたい。

一葉は次々とあふれてくる涙を止められず、泣きながら「いいから…」と小さく頷いた。
何を意味するものなのか、安住は気付いているだろう。
首を傾げられる仕草で「本当に?」と問われる。
瞼を一度閉じることで返事をすれば、短いキスを贈られ、安住が一葉の脚を抱えなおした。
左足が安住の肩へと担がれる。
「ぅんあぁぁ…っっ!!」
少しの動きでも当たる角度が変わって、だけど痛みと共に訪れる快感がある。
安住の手で、ローションでぬるぬるにされた一葉の分身を包んで扱かれ、同時に柔らかくされた粘膜から抜けていきそうに安住の雄が動く。
激しい勢いで何度か突かれ、そのたびに体内のしこった部分を擦られて、一葉は自分が狂っていくのを感じた。
耐えられない快感が全身を襲い、火花が散るように脳内をちかちかとさせて、安住の手の中にまたしぶきを走らせた。

「あぁんっ…っ!!」
息を乱していても安住の灼熱がまだ硬いのを知れば、また達したのは一葉だけなのだと知った。
一度動きを止めた安住だったが、すぐにゆっくりと抽挿を始める。
「あっ、あぁっっ、…あぁぁぁっっ!!」
達したばかりでも突き上げられるたびに新たな芯が宿るようだった。
思考は根こそぎかりとられている。

痛みはもうない…。
あるのは、お互いの熱を感じ取れる柔らかな粘膜と、抱かれる悦び。
覚えた快楽…。

「一葉…」
耳元で囁かれる情のこもった安住の声が鼓膜の中に染み込んでくる。

「愛している…」

何よりも聞きたかった言葉が一葉の全身を揺さぶり、全身を貫いた。
痛みなどとは全く違う愛おしさだった。

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あと1話でえち終わりますので、どうか耐えてください…。
すみません、長々と…m(__)m
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コメント

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一葉ちゃんも頑張ったね
コメント甲斐 | URL | 2010-06-04-Fri 01:01 [編集]
一葉ちゃん、心といっしょにカラダも繋がることができてよかったです。

も少し18禁続きますか。
長くていいですから。
だってここまでくるのが長かったんですから、この大事なとこをさらっと通り過ぎてしまっては、いけません。
片手落ち!?って感じです。
紳士で優しい安住さんがどう攻めていくのか興味津々デス。。。。
Re: 一葉ちゃんも頑張ったね
コメントきえ | URL | 2010-06-04-Fri 08:44 [編集]
甲斐様
おはようございます。

> 一葉ちゃん、心といっしょにカラダも繋がることができてよかったです。

いままで応援いただきましてありがとうございました~。(って、なんだ?もう終わりそうなこの発言は…)
成長した一葉です。
心おきなく安住の腕の中に飛び込めますね。

> も少し18禁続きますか。
> 長くていいですから。
> だってここまでくるのが長かったんですから、この大事なとこをさらっと通り過ぎてしまっては、いけません。
> 片手落ち!?って感じです。
> 紳士で優しい安住さんがどう攻めていくのか興味津々デス。。。。

か、書きなおさないと…(冷汗)
いえ、もう私が書くのにつかれてえちはしゅうりょー!!と切り上げてしまいました。
確かに読者様にしてみれば、あれだけ散々焦らされての展開だったので『え、もうちょっと…』と言われる方もいるかもしれないですよね。
そう、「一番大事」なところですし。
コメントありがとうございました。
No title
コメントきえ | URL | 2010-06-04-Fri 08:50 [編集]
K様
おはようございます。

>はあぁ~ よかった~! 安住さんが辛抱強く 一葉の心と身体の準備が出来るのを待ってくれたおかげで 一葉は すっかりとろけちゃってましたね。

安堵の息をついていただけましたでしょうか。
はい、もうすっかりトロトロ、煮込まれたお肉みたいになっています。

>「愛している」って 一番聞きたかった言葉も言ってもらって… やっと 保護者から 恋人になったような。終わった後も きっと 一葉を甘やかしまくり?まだまだラブラブな二人を見ていたいです。

えちが始まる前も終わってもずーっと甘やかされている一葉だと思います。
安住にしてみれば、可愛くってしょうがない、目に入れても痛くない孫(ここまで言うか)みたいなものでしょうか。
恋人なんだけど保護者も兼ねていますっていう存在です。
難産だったから余計にか愛着もあるので、いつかまたらぶえちでも書いてあげたい子たちですね。
コメントありがとうございました。
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コメント | | 2010-06-04-Fri 08:54 [編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Re: タイトルなし
コメントきえ | URL | 2010-06-04-Fri 12:04 [編集]
S様
こんにちは~♪

> 一葉ちゃん頑張ってますね~。そして、安住さんがっつきませんね~。いつも優しいですね。えち長くなんてないですよ~。ゆっくり進むのが2人のペースですよ~。毎日楽しみです♪

どこまで紳士なの、安住さんっ?!って感じです。
がっつく男らしいところがなくて逆に不満ですかね?(賛否両論あると思いますが)
ゆっくり進むのが2人のペース。はい、そうです。
でもえちは次回で終わります。それも半分で。
このふたりのペースでえち書いていたら、あと50話くらい行きそうで怖いです。
私の体力が…(汗)
いつもいつも応援感謝です。
コメントありがとうございました。
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