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BLの丘
ラベンダーのまやかし 6
2010-05-24-Mon  CATEGORY: 淋しい夜
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。

ふわりと漂った濃厚な精液の香りに、千城は酷く満足していた。
これこそが一番求めていいたものと言っていい。
ずっと締まっていた英人の孔の中は、柔らかくて熱くて、自身の欲望まで破裂しそうだった。
それらに感じる自身の雄をかろうじて抑え込み、英人の香りをゆっくりと吸い込む。

「あぁぁ……」
腿の上に跨っていた英人から怒張を引き抜かずに、英人の身体をベッドの上に横たえた。
一度達してしまえば、より一層敏感になって、英人の肌はどこを触っても反応を示す。
白い肌が紅く熟れていく瞬間が千城は何よりも好きだった。
一度目よりも二度目、二度目よりも三度目…というように、キリがなく火傷しそうな英人の内壁に絞られる快感を求めてしまう。

「この世で、英人は一番に美しい…」
千城が、濡れて滴を垂らしている英人の髪を梳きながら囁けば、うっとりとした瞳がおぼろげに自分を見上げてきた。
長く引き伸ばしてしまった悦楽に陶酔したまま、英人の意識はまだはっきりと戻ってきてはいない。
理解しているのだろうか…。
幾度も手繰り寄せる手綱がいつかぷつりと切れてしまいそうな不安に時々襲われる。
…そう、今日のように、英人から故意的に『英人』を遮断されるような行為に巡り合った時に…。

その度に千城は獰猛な獣が骨の髄までしゃぶるような凶暴さで英人を喰らいつくしたい衝動に駆られた。
実際に起こした行動があるのかもしれない。
決して手放したくはない、愛しい人…。
この肉体はもちろん、吐き出される吐息も汗も香りも、全て自分だけのものなのだと、この世の全てに知らしめたい。
何よりも英人自身に、だ。
馬鹿馬鹿しい考えを二度と持つことのないように…。

まだ呼吸すら整っていないと分かってはいても、抑えきれない愛情を注ぎたくて仕方なかった。
ゆっくりと抽挿を始めれば、「ぁ、ま、…て…ぇ…」と縋る声が耳に響いた。
声とは裏腹に、締めつけてくる肉筒が、次の快楽、それも自分と共に…と願う身体を感じることができる。

柔らかな唇に己の口唇を押し当て、整えられた歯列や、ふっくらとした頬の内肉を舌先でなぞった。
絡めた舌を伝うように、次から次へと湧き出る唾液が英人へと流れ込んでいく。
淫靡な水音が口腔からも、下肢のたもとにある蕾からも響いて耳を犯す。
狭い中を奥の奥まで突き入れるたび、苦しそうに眉根を寄せるが、次の瞬間には陶酔したように快感を貪る表情を見せる。

いつも子供っぽいと思わせておきながら、この時だけは千城の感情を根こそぎ奪ってしまうような淫猥さを秘めていた。
捕まり逃げられなくなったのは千城の方だった。

抱えた白い脚。
熟れた表情からツンと立った胸、浅い呼吸に呼応するように上下する腹部、こらえている股間、と視線を走らせ、その先に繋がった秘部が飛び込んでくる。
目一杯広げられ、自身の灼熱を咥えこんだ孔を目にすれば、また膨張するものがあった。

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あと1話でこのえち(えちくなっていませんが)終わります。
こんなので大丈夫かな~ぁ(不安)
英人視点と千城視点、交互にきましたけどついてこられましたか~????
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コメント

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コメントきえ | URL | 2010-05-24-Mon 14:40 [編集]
MO様
こんにちは。

>出会った頃の自分の厳しい言動や行動が仇となって、英人の負の感情を拭えないんですね。千城が、そんなに香りを求め、狂おしいほどに愛してるのは英人だけだと、必死になるなんて、凄いことなのにね~。千城は、英人を護るためなら、どんな努力も惜しまないでしょうね。

千城のたっぷりとした愛情を今日も浴びている英人です。
いつもであれば大した問題でもなかったんでしょうけど、本日は千城のご機嫌が斜めだったので不満が口から飛び出してきましたね。
そしてまだ過去にとらわれている英人を知っちゃってまたイライラ?!
英人のことになったらなりふり構わず突進していく千城なんです。
コメントありがとうございました。
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