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BLの丘
現実の吐息 4
2010-05-09-Sun  CATEGORY: 吐息
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。

美琴の唇の中に吸い込まれた舌先が熱で溶かされるのではないかと思った。
「…は…っぁ……ぁ…っ…」
漏れてくる吐息まで逃したくなくて再び吸い込む。

めくり上げたシャツの中でツンと尖った胸の尖りは、開花を待つ花の蕾のようで、赤く熟れて、硬さをもって、これ以上舐め続けたら本当に開くのではないかと思うくらいだった。
平らな胸の、乳首の回りに吸いつくたびに、世の限界を訴えるような切ない喘ぎ声が響いた。
「あ、ぁぁ、…ん…、え、い…」
かすれて、瑛佑の名前もきちんとした音にならない。
もどかしいと悶える美琴から零れる吐息も声も、おかしいほどに耳に纏わりついてくる。
感動、というに等しい。
リビングの床の上。場所を移動する間さえもったいなくて近づいてしまったままだ。
応えてくる美琴の肌の柔らかさを指先や唇で堪能しながら、確実に美琴を追いたてた。
僅かに震える肌は、一瞬拒絶でもされているのかと思うが、抑えきれない欲望の果てなのだと、すでに瑛佑は見破っている。
「あ…ぁぁ…」

窮屈そうなボトムを下着ごと剥ぎ取れば、ぷるんっと勃起した性器が跳ねた。
お預けをくらっていたのは美琴も同じだったということなのだろうか。
「あ、や…」
真昼間の、明るい日差しがある中で晒される裸体に美琴が体中の肌を紅く染めるように小さく恥じらう。
今更隠すところなんて何もないはずなのに、その反応が余計に瑛佑を煽った。
ただでさえ、リビングは日当たりが良かった。
太陽の下で見る美琴の身体は、いつも以上に白く見える。

美琴の肌は1年を通して陽に当てられることはまずない。
きっちりと着込んでいる服装だから仕方がないのだろうが、細い骨格と相まって余計にか弱そうな印象を持たせる。
その肌が色づくのを見られることが瑛佑には何よりも嬉しいことだった。

意味もなく、両足を閉じようとする美琴の太腿をそっと押し開いた。
脚の付け根に唇を落とせばビクビクッと身体が揺れた。
美琴を覆う肌の中で、性器の次に弱い場所と言って良かった。
普段、まず滅多に触れられることのない場所だからだろうか。
些細なことでも反応を見せる。
内腿に舌を這わせれば、目の前で張り詰めたものから透明な滴が垂れるのが視界に飛び込んできた。
「あ…ぅ…ん…」

「たまにはこういうエッチもいいね。美琴さんの全部が見られる」
「な…っ!!」
茹でたタコのように一気に真っ赤になる美琴がなんとも愛らしい。

「背中痛い?ごめんね、こんなところで」
隣の部屋まで移動する気力など喪失している。
今、この場で、この何もかもが見られる日差しの中で、美琴に傍にいる人間が誰なのかはっきりと刻みこみたかった。
自分だけを頼ってくれればいい、そんな存在になりたい…。

香りを漂わせながら蜜を零す美琴自身に指を絡めれば、掌の中でドクドクと脈を打つものがある。
気持ちいいのだと分かる、すこし涙目になりながらもうっとりとした表情で堪える姿がなんとも言えないほど淫靡だった。
この状況が余計に美琴の羞恥をかきたてるのだろう。
もう片方の手で秘められた部分を撫でれば、一層激しく美琴の身体がガクガクとした。
「あっ…っ!やぁ…っ」
身体が感じるのとは裏腹の言葉が漏れてくる。
「嫌?じゃあ、やめようか?」
やめる気など毛頭ありはしないのだが、美琴から強請らせたい自分が問いかける言葉は『意地悪』だと自覚している。
瞳を見ればどうしてほしいのかなどすぐに分かったが、あえて無視すれば困惑する頼りなげな表情が瑛佑を煽った。

…絶対に犯罪だよ、このギャップ…。

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『ちょうどいい~』を待ってくださっている方が非常に多いのだと分かってはいるのですが、『~吐息』が三日間分くらい上がっています。
一葉は1行も進んでいない…(どうぞお許しを…。なんでこんなに難産になっちゃったのかしら…)
エチ人気投票に野崎の名前があがっていて、これはこの企画(?)の賜物?!とおもっているのですが…。
ここで始まっちゃったから抜きたいくらいです。
『ちょうどいい~』『~吐息』『企画』と3本立ては厳しいので、何かが削れますが(すでに削れている?!)お付き合いくだされば嬉しいです。
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コメント

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コメントきえ | URL | 2010-05-09-Sun 05:05 [編集]
S様
おはようございます。

>美琴さん焦らされてますね~。今日は更新無いかと思ってたので、嬉しいです。難産な一葉ちゃんの進展具合も気になりますが、ゆっくり更新してくださいね~。待ってま~す。

『~吐息』だけは、ストックができているんです。
っていうか、できちゃった。
一葉を気遣ってやらなきゃいけない時なのに、なんですかね~空っぽの頭は…。
お待たせするようですみません。
粗大ゴミが出勤するようになったら改めてパソに向かいたいです。
コメントありがとうございました。
瑛佑くんはギャップ萌え
コメント甲斐 | URL | 2010-05-09-Sun 14:19 [編集]
吐息3の最後でこのままR18突入か!!との期待にバッチにこたえていただき、日曜の午後これ以上にないほどのさわやかな陽の光の中でイケナイコトしている気持ちになりました。

今まで、みこっちゃんの容貌についての詳しい描写はなかったような(見逃してたらごめんなさい)気がして、いろいろ想像したのですが、どうしても『完璧な秘書』のイメージからシルバーフレームの眼鏡ははずせない、細めでキツイ目、いかにも秘書の見本みたいなスーツ姿しか目に浮かびません。
それが、瑛佑の愛撫を受けて蕩けていく様や『涙目になりながらもうっとりとした表情で堪える姿』のギャップが瑛佑を犯罪的に煽るのでしょうねぇ。
瑛佑くん以外見たことのないみこっちゃんの姿を想像して密かに萌えました。

はい、この調子でどんどんいっちゃって下さい”吐息”
一葉ちゃんたちはゆっくりいきましょ。
Re: 瑛佑くんはギャップ萌え
コメントきえ | URL | 2010-05-09-Sun 14:45 [編集]
甲斐さま
こんにちは。
なんだかご一緒したっぽいです。
うれしかった~。

> 吐息3の最後でこのままR18突入か!!との期待にバッチにこたえていただき、日曜の午後これ以上にないほどのさわやかな陽の光の中でイケナイコトしている気持ちになりました。

日曜日の昼にふさわしい記事になりました?!
偶然ってちょっと怖いですね…。
えぇ、こんな真昼間からあんなやーらしーことをしているんだってことで…。

> 今まで、みこっちゃんの容貌についての詳しい描写はなかったような(見逃してたらごめんなさい)気がして、いろいろ想像したのですが、どうしても『完璧な秘書』のイメージからシルバーフレームの眼鏡ははずせない、細めでキツイ目、いかにも秘書の見本みたいなスーツ姿しか目に浮かびません。

書いたつもりも私はないんですけどね。
『淋しい~』の6話あたりを読むとみこっちゃんの容姿が少しだけ出ています。
でも基本的には読者様に育てていただいているキャラなので、適当に想像してください(←無責任)

> 瑛佑くん以外見たことのないみこっちゃんの姿を想像して密かに萌えました。

こんなもので萌えるのか…????

> はい、この調子でどんどんいっちゃって下さい”吐息”
> 一葉ちゃんたちはゆっくりいきましょ。
励ましのお言葉ありがとうございます。
吐息、キーボードが弾んでおります。
あと数話で終わりにしたいのに…。(あくまでもSSと言い続けたいらしい)
コメントありがとうございました。
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