FC2ブログ
ご訪問いただきありがとうございます。大人の女性向け、オリジナルのBL小説を書いています。興味のない方、18歳未満の方はご遠慮ください。
BLの丘
意外な展開 2
2013-07-25-Thu  CATEGORY: 珍客
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。


ただの『帰りの挨拶』だと思っていたくちづけは、「この話はもう終わりだ」と言うように深くなっていく。
千城にしてみれば、帰宅早々第三者の機嫌と都合を問われたことが気に入らなかったのもあるのだろう。
口蓋を刺激されて身体が昂り始める変化を感じながら、英人が俄かにあらがう仕草を見せると、フッと笑った千城が少しの距離をとった。
「なんだ?一日働いてきた褒美もくれない気か?」
仕事場で気を抜きっぱなしの『社長』というのもいないだろう。
ましてや野崎が不在の現在、肩に圧し掛かってくる重圧もあり、『一日』という日は普段より大変なものになっているはずだ。
帰宅して精神的にも解放された気分から、少々の意地悪を働く千城に、内心で唇を尖らせていた英人だ。
こんな状態にされては英人の身体のほうが、放ったらかしにされたようで辛くなる。
そして『誘う』セリフは、いつものごとく英人から口にするよう仕向けられる。
シーツの中に潜り込んできた千城の手は、目的を持って着衣の上から英人の胸をさすった。
「あ…」
途端に艶やかな声が漏れてしまう。
またくちづけられて、耳に移動した鼻先が「ん?」と、わざとらしく問いかけを音にした。
いたずらを仕掛けた帰宅人は、一日中、暇をさせてしまったからとでも言いたげに、『どうしてほしい?』という態度を崩さない。
どっちに与える『褒美』だか、分かったものではない。

「や…、千、城…」
「嫌?」
「あ…、もう…、…っ」
英人の心も何を期待している体なのかも分かっていながら、自分からは"動かない"千城を恨みがましく見返してしまう。
相変わらず美麗な笑みを浮かべたままだ。
無言で会話を繰り広げる時間はわずかで、いつものことながら英人は欲求を口に乗せた。
「お風呂…」
体を見られる前には必ず入浴を済ませたいのを逆手にとられている。
結果的に英人から強請った状態に追い込まれるのだ。
「あぁ」
満足そうに聞き入れた千城は、ようやく身を起して英人を抱き上げた。
今更、何を言う気にもなれない。
英人もその首に両腕を回してしがみついた。


千城に体を洗ってもらうことにもすっかり慣れてしまった。
バスタブに浸かるまでに、しっかりと成長を遂げた分身を隠すこともない。
それはお互い様のことで、またどちらもわざとらしく声に出して嘲ることなどしないから、ありのままの姿として存在していられる。
大人二人で入っても全く狭さを感じさせないバスルームは、のぼせやすい英人のために、休憩スペースまで増築された。
そもそも、この場所でオイタをしなければいいだけの話なのだが、そこは、我慢をさせない千城の気遣いになるのか…。
巧妙な手口で煽られて、英人はあっけなく限界を訴える羽目になる。
できるだけベッドルームまで耐えようとしても、千城を前にしては、無駄な努力といってよかった。

バスタブに向かい合わせで腰を下ろした英人は、繰り返されるくちづけに舌を差し出して応えていた。
背後に回った千城の片腕が腰を抱き、もう片手は後孔の中をかきまわしている。
跨っている細い太腿を、更に広げるように千城が足を開くため、指の抜き差しのたびにお湯が流れ込んでくるのを感じた。
二本の指が中で押し広げれば嫌でも流れ込んでくる。
奥まで浸されるわけではないのだが、その感触にいつもぶるりと震え、きゅっと秘孔を閉じようと括約筋に力が入った。
その蠢きを千城は愉しんでいるようだった。
『洗う』という名目で弄られた胸の蕾は、お湯の波で揺すぶられるだけで痛いほどの刺激をもらう。
英人がみじろぐたびに大きな波がたった。
「はぁ…っん、ぅん…っ」
絡められた唾液がピチャンと湯船の中に落ちた。
呼吸は荒くなるばかりで、一人余裕そうに英人の動きを見つめてくれる瞳が、次の"おねだり"を待っていた。
千城の首筋にしがみつくように腕を巻き、その視界から消える。
重なった皮膚が、また英人の胸の先端を苛む。
「あ…ぁあ…、ちし…、も、やぁ…」
もう一度ブルッと体を戦慄かせると、「どうする?」と問うように、内壁の中で指を動かされる。
もう充分なほど解された肉筒は苦もなく千城を受け入れられるはずだった。
体内の小さな膨らみを擦られれば、射精感が募り、ますます待たされることを拒んでしまう。
所詮、千城だって、ベッドルームまで運んで持ち堪えようとする意思なんてもちあわせていない。
だから英人を弄る手指の動きが敏感なところばかりを狙おうとするのだ。
「ちし…」
英人のほうから浮力に頼って腰を浮かせてしまう。
千城の体積が増した熱杭に擦りつけようとする動きを、やはり喜ばしげに愉しんでいる姿があった。
「のぼせるぞ」
「だっ…て…っ」
英人は、これ以上焦らされて待たされるのは耐えられないと訴えた。

自分の希望通りに動いてくれる英人に、千城はどことなく満足しているようだ。
それが、昼間、野崎が不在で何かとつまづくことが多い現在の千城にとって、スーっと心が晴れる出来事になっていることなど、互いに気付くこともなかった。
英人の『夏バテ』の原因の一端を担っていることも、どちらも思いつきもしないだろう。

「熱が冷めるまでここでゆっくりと休めばいい…」
そう言いながら、千城は指を抜いた。
閉じようとする前に、硬直した雄が宛がわれた。
押し開かれ、滑るように亀頭の張り出した部分が挿いってくる。
「あっ」
英人の嬌声が湿った空間に響くのを合図に、自ら冷めらない熱を呼びこんでいた。
…もう今日は、英人は自分の足で地を踏みしめることはないだろう。

にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ 
ポチっとしていただけると嬉しいです(〃▽〃)
関連記事
トラックバック0 コメント1
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
朝から 蝉が!
コメントけいったん | URL | 2013-07-25-Thu 09:26 [編集]
もう ミンミン?ジィジィ?と鳴きっぱなしでの蝉に 
「そんなに鳴くと 熱中症になるよ!」と、呟く私
ハイ、朝から この暑さで もう 脳が溶け掛かってます。。。(´>∀<`)ゝ))エヘヘ

そんな朝を 更に暑く+熱くさせる 英人と千城の お久し振りの「R」
俺様!千城様!を 発揮されて 嬉しゅう御座いますわ♪
今の 英人だけに甘い千城も良いけど、最初の頃の ブリザードの千城が好きだったなぁ~(←以前も書きましたが、クドイ?(笑))

「誰だ、お前! チッ 腐レンジャーか!」
「えっと…、うっ…、凍っちゃうーーー(冷汗)」
( =_=) ジィー彡ヒューヒュー彡ヒューヒュー彡[[[- -:]]]カキンコキン!...
トラックバック
TB*URL
<< 2019/12 >>
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


Copyright © 2019 BLの丘. all rights reserved.