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BLの丘
看病 2
2013-02-26-Tue  CATEGORY: 新しい家族
読者様 ちー様がSS書いてくれました~ヽ(゚∀゚)ノ
自分のキャラを人に書いてもらうってとっても嬉しいです。
そして忘れていたことも思い出させてくれる奥の深さ。
読者様ってすごいですね~(←適当な作者なもので)

コメント欄に寄せられたものなのですでにお読みになった方もいるかと思いますが
私自身新記事がないもので、ここらへんで誤魔化しておきます(笑)

めっちゃ血圧あがったきえちんでした~。

*****

夜勤明けで帰って来るなり往診用の鞄を持たされ、歩いても五分程の患者の家に行けと言われる。
疲れてるとか何で俺がとか、言いたいことは山程あるが休診日に白衣を着ている父親を見たら、何も言えなかった。黙って鞄を受け取りいってきますと家を出る。
行った先で出迎えてくれたのは、優しそうな女性。
母親だろうか?的確に子供の様子を伝えてくれる。
『風邪かな?』
部屋に入れば、父親と小さな弟にべったりくっついて看病している兄の姿。

「先生、なんか変な病気なんじゃ?ひな、スゴく苦しんでるんだけど!」

パジャマを開いて聴診器をあてて、喉を見れば風邪だと確信する。

「風邪ですね」
「変な菌とか入ってない?」

本当は、座薬を入れようかと思ったがこの弟を溺愛しているであろう兄に何を言われるかわからないので、注射をしてお大事にと部屋を出る。
洗面所を借りて手を洗って帰ろうとすると聞こえてくる兄の声。

「親父、大きい病院行った方が良くない?あの人、ヤブ医者じゃないの?ただの風邪じゃないよ、ひな苦しんでるじゃん!」
「風邪だろう?お前もよくこんな風になったもんだ。さあ、日生をゆっくり寝せてあげなさい」
「やだ、ここにいる。ひな、ひな?お兄ちゃんがついててあげるからね?ヤブ医者~!本当に風邪なんだろうなっ」

風邪だよ。と、クスリと笑って玄関に向かえば母親にすみませんと頭を下げられた。

『ヤブ医者・・・ね』

確かに専門は外科だけど。ヤブ医者なんて初めて言われた。町医者ってのも案外楽しいかもな。
佳史が三隅家の複雑な事情を知るのも、可愛い日生の背中に残る酷い火傷の痕を治療するのも、まだまだ先の話なのである。

******


以下、きえちんがコメランに書いた続きでした。
(実際にはちー様が書いてくれる前に・・・ まあ、おまけだと思ってください)

佳史「単なる風邪ですね」(聴診器をしまう)
和紀「本当に?変な菌とか混じってない?」
佳史「陽性だったら即隔離しますよ」(社長の手前)
周防「和紀、いい加減に日生を寝かせてやれ」
和紀「だってひな、こんなに苦しそうに息しているんだよっ」
佳史「先ほど注射うっておきましたから、数時間もすれば落ち着くでしょう」
和紀の心なんて知らずに淡々と述べるだけで医師は玄関に向かっていった。
『薄情者』
和紀の内心に湧いたつぶやきである。

和紀は離れることなく日生の容体を見守った。
医師の言葉が正しかったのか。
夕食前には安定した呼吸に変わってくる。
ふと開いたうるんだ瞳が、状況をわかったように、「わきくん、ごめんね」と手を煩わせたことをわびてきた。
子供が心配するようなことではないのに・・・
悔しさと悲しさがいっぺんに和紀の胸に湧いた。

「ちがうよ ひな、ごめんね ごめんね」
誰より何より大事にしたいと思ったのは何度目か。

まだ熱い身体を横たえながら「もっと寝ようね」と心配を払った。
不安に思うことなどなくていいのだと。
きゅっと抱きついてきてくれる身体を抱きしめる。
何より愛しいもの・・・

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そうだよ、佳史ってもともと外科医だったんだよね。
そっかー。日生の背中の傷、治したのは佳史だったのね。
とっても良い出会いでした。
優しい佳史に見守られて、和紀のブツブツもやがて信頼に変わっていくことでしょう。

そういえばコメ欄読んでいる方ってどれくらいいるのかしら。
結構追記の記事を書きこんでいるので本編で書きなおした方がいいのかな。

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トラックバック0 コメント7
コメント

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ありしの風景-周防サマ視点
コメントけいったん | URL | 2013-02-26-Tue 12:03 [編集]
朝方 いつもより早く ふと目が覚め 二人の様子を見に行く

寝室を覗けば 二人仲良く 寝ている姿に 安堵の笑みがこぼれる

日生も注射が効いたらしく あれだけ荒かった呼吸も無く落ち着いた様子で寝入っている姿に ひと安心の息がこぼれる
あれだけ騒いでいた和紀も 今は ベッドに 突っ伏す様に眠っている
しっかり日生の手を握り締めたまま…

ふと 浮かぶ ありしの風景

いつも笑顔の君が 泣きそうな顔で 熱を出した和紀の側を かたときも離れず寄り添い看病した背中を
君も 和紀の小さな手を 優しく包むように握りしめたまま 眠っていたっけ

ふふふ そう言えば 熱でうなされる和紀に 「ただの風邪」だと診断した医者に 
君も 確か「ヤブ イシャ…」と 小声で言ってたなぁ 
幼い頃に 別れたのに 言う事がソックリとは、これも 血か。

正義だけを振りかざし突き進むことが 強さだと信じていた俺に 
優しく包み守る慈愛も 強さだと、教えてくれた君

最期の時まで 笑顔を絶やさず 自分の身より 飢えた愛を補うかの様に 全て俺と和紀に注ぎ与えてくれた

ありがとう
今も 愛してる これからも ずっと…君だけを


私が書くと言ったら やはり周防さま視点の話し( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ♪
で、抜け落ちた記憶の為 もう一度「新しい家族」を 最初から読んだのですが
日生が 周防さまに引き取られた頃の話しに すっかり のめり込んでしまい また 涙。。。(´;д;`)ウッ。。。

それで 今更ながらに気づいたんだけど、周防の妻=和紀の母の名前って 記載されて無かったんだねぇ
「君」と表現したのですが、解りづらかったかな?

ちーさんの様に スラスラ~と 素敵に書けなかった!
書きたいと言いながら こんな下手くそな文章になって お目汚しとなって申し訳ないッス~~~((( ○┓ペコッリ[謝罪]






Wで惚れ惚れ
コメントnichika | URL | 2013-02-26-Tue 12:32 [編集]
おぉ~ 新たなストーリが出てる! けいったんさん てっきり 君=奈義さんかと読み進んでしまいました。 
また ヒョッコリト 創作まってますね。
すごいっ
コメントきえ | URL | 2013-02-26-Tue 12:59 [編集]
読者の皆様 なんてすばらしい発想力!!!

えぇ、周防妻の名前はありませんでした。
でも溺愛していたことは確かで。
そのことをけいったんさまがとてもよく書いてくださいました。

和紀にも似たような時代があったんだね。
乳はあらそえないよね
↑血だったのに、なぜ乳とでるのか・・・

すばらしい作品、本当にありがとうございます
感激の涙でぬれておりますよ~。

にっちんもがんばって書いてね~(←いや、脅していないから)

読者様 どうぞ足踏みせず色々書いてくださいね。
恥ずかしかったら秘コメでいいですよ
状況考えて公表していきます(←だからひかれるんだってなぁ)
キャー
コメントちー | URL | 2013-02-26-Tue 17:42 [編集]
きえちん、ダメでしょ?
私、ビックラこいたから←古い?

師匠の素敵ー。
私もオヤジ殿?いや、ママかな?なんて思って読み進めました。
ふふっ。
それにしても、きえちんてスゴいよね?
良いのか?私に作文作らせて・・・

調子にのってもうひとつ←バシッ


日生がひどい風邪を引いて数日後。
今度は、和紀が風邪を引いた。
当然、日生は近寄らせてもらえない。

「きよねさん、おにぃちゃん大丈夫かな?」
「大丈夫ですよ?ちゃんとお医者にも行きましたしね?」
「ほんとぅ?」
「本当ですよ?私が嘘ついた事ありますか?」

清音が嘘をついた事なんてなかった。
叱られる事もあったけれど、前みたいに訳もわからず怒鳴られたり殴られることもない。
清音は、日生の頭を撫でてくれたり、時には抱き締めてくれたり、勉強を教えてくれたり、簡単な料理も手伝わせてくれるお母さんみたいな人だった。
だから、嘘をつくなんて思わないけれど。

「おにぃちゃん、くるしのじゃない?」

「心配なのね」

清音は、日生の頬を優しく撫でた。

「じゃ、うさぎさんとお見舞いに行きましょう」

トントントン

「ひな?お兄ちゃん、風邪引いたから入っちゃダメだよ?」

そっと、開かれたドアから日生が何かを持って入って来る。

「おにぃちゃん、お、み・おみまいにきた」

日生が大事そうに持ってきたお盆の上には、リンゴうさぎが可愛らしく乗っていた。

「これ食べて、早くよくなってね」

「ありがとう、ひな。お兄ちゃん、すぐ治るからね?治ったら遊びに行こうな」

うんと頷く日生の頭をくしゃりと撫でると、バイバイと手を振って出ていった。
清音に報告でもしてるのか、はしゃいだ日生の声が聞こえてきて和紀も何か暖かな気持ちになれた。


食欲は無かったけれど、日生がせっかく持ってきてくれたのだからと、身体を起こして皿を手に取る。

「あ・・・」

一つだけ不格好なウサギがいた。

「ひな、ケガしなかったかな?」

和紀が勿体なくて食べられずに、取っておいたウサギを日生が見つけて、食べてくれないと大泣きされて困る事になるのもまだ知らずにいる和紀だった。

゚.+:。(〃ω〃)゚.+:。 キャァ♪ちーさん♪
コメントけいったん | URL | 2013-02-26-Tue 19:48 [編集]
日生、周防と来れば 続いての登場は 和紀だよね!

りんごうさぎ
子供のお弁当の定番と言っても 過言ではない一品

ひなが 清音に教えを乞い 一生懸命に作ってる様子が 浮かぶ~
(〃▽〃)。o ○【!( ・Θ・)ゞピヨッ】

デリバリー
コメントnichika | URL | 2013-02-26-Tue 22:32 [編集]
何か連日の寒さで 体調を崩す方が多い  そんなわけで

珍しくテーブルセッテングはいらない家庭で食べるものだからと言わた
今日はいつしか馴染みあった者同士が合同で料理を作っている
鉄人対決ではありませぬ~

本庄さん率いるイタリアンはトマトをベースにしたホットスープ 
若美さんは本来日本食なれど、そこは職人 フカヒレを使った創作料理
付け合せにはどちらにも食べやすい惣菜パンを 任され始めた穂波君がしてる
つまみは得意な日野さんだ

「おい今日こそは こぼすなよ”」  (ハーイ)そんなに信用ないかな。。。
相変わらず細かい 美琴さんがブツブツ(社長に言われたの?本当を知らない)

大丈夫 今日はプロ配達‘久志さんが手伝ってくれる もうこぼさないょ ヘッヘ
急な往診 ヤブと言われてももイヤな顔しないDrもいるそうだ
その友人が顔を出せないから 持たされた引き立てコーヒーも入っている
届け先の先方は油断すると 飲み過ぎるそうだ (企業秘密です)

さぁちょっと夕食には遅いが お子様たちは寝静まったようだし 安心して
ピンポーンд ボイスチャンジャーをくわえて ≪待たせたな≫
それは 米国で著名なフォレイショー氏にしてあった  カン!

とってもコメディをお目苦しく  見逃してくださいね

 
すてきっ!
コメントすぎもと | URL | 2013-03-02-Sat 11:17 [編集]
単発のSSだと思っていた「看病」に続編がーーーーっ!
すてきっ!
なんてすばらしい読者様たちが集っているのかしら!
嬉しすぎて、鼻血ふきそうです。


興奮しすぎちゃいました。。。すみません。


えっと、お願いなのですが、
ちー様の第2弾リンゴうさき編も看病4でUPして頂けないでしょうか?
というのも、好きな作品がいっぱいで、読み返すことが結構あるのですが、
再読するときはコメントはスルーしちゃうことが多くて、
目次からリンクされてると嬉しいなーと。
勝手なお願いなのですが、できれば、よろしくお願いしますデスm(_'_)m


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