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BLの丘
淋しい夜に泣く声 49
2009-10-08-Thu  CATEGORY: 淋しい夜
R18でお願いします。少しだけ

「…信じらんない…」
初めての経験だった。口淫で白濁を零したことはあっても、相手の技であって、まるで自ら動かす雄のような行為は体験をしたことがなかった。
榛名はゆっくりと英人の身体をバスタブの中に戻した。英人の背を榛名の胸に預けさせ、あまりの羞恥心で顔を上げようともしない英人の腹に両腕を回してきた。
「なんだ?気持ち良くなかったのか?」
耳元で囁かれる声に、更に顔がかぁぁっと熱くなる。
榛名が故意的に英人を追い詰めたのに、結果としては英人の意思だと言わせたいらしい。

答えたくない、と顔を背ければ、榛名はくすくすと笑うだけでそれ以上は何もしてこなかった。

英人の羞恥心はいつまでたっても消えなかった。
初めて男に抱かれているくらいの気恥ずかしさが全身を覆った。
ベッドの上で自分の裸を榛名に見られることがとても恥ずかしいことのようで、いつもなら榛名を求めるように伸ばされる手もシーツの上に転がったままだった。
いつもと違う英人にきづいていそうなのに、榛名はそれまでも愉しむかのようにじっくりと英人の身体を眺めて指先でスーッと触れて唇を寄せた。
耳から頬、顎の下をたどって唇の上にと落ちてくる。
研がれた刃物のような鋭角さがあるのに、綿のような柔らかさで英人を包み込む。
ほんの少ししか触れられていないはずなのに、たらたらと蜜を零しはじめた己自身がとても厭らしいと感じて、それがさらに英人を煽った。

「膝を持って」
榛名に自分の膝裏に手を入れるよう言われて何気なくやってみれば、自分の全てを曝け出すような恐ろしく厭らしく恥かしい格好だと気付いて英人は慌てた。
「ちょっ…っ!!いやだ、こんなのっ」
手を外そうとしたのだが、両足首を榛名に押さえつけられて、膝に挟まれた手は抜くことが出来なくなっていた。
榛名の両腕に力が込められ、一層大きく両足を広げられる。
「先程の礼だと思えばいい」
バスルームでのことを振り返られた英人は、自分が欲望のままに突っ走ってしまった行為を後悔した。

両手の力を抜くことなく、下肢に顔を埋めた榛名は舌先だけで英人の蕾を弄った。双つの丘もくるくると円を描くように舐められる。
細い太腿や足首、足の指先まで唇が寄った。
垂れ流す分身には一切触れてもらうことができず、そこ以外の場所を執拗なくらいに舌が蠢くので、零れ落ちた体液は瞬く間に蕾の方へと流れ落ちて行った。
自分で触ることもできない分身がびくんびくんと時折動く。眺められているようで、英人は目を閉じた。閉じたら余計に舌の動きをはっきりと感じてしまった。
身の動かしようがなく、足の指先だけがきゅっと丸まったり開いたりした。それに気付くたびに榛名の舌が足の指に絡みついた。

榛名の身体を虜にしようとかいう次元の問題ではなくなっていた。
自分のほうが逃げられないほど追い込まれていた。
榛名はどんどんと新しい快感を英人に与えた。昔の自分がどれほどみすぼらしく惨めだったのかと教えられるように、榛名から与えられる愛撫は英人を作り変えていた。
それは、「どこにでもいるロクでもない男で感じるな」と言われているようだった。
今更…榛名以外で感じることなどないと思うのに、執拗な榛名の攻めは止まらなかった。

「あぁ…ぁ…、あん、も…、お願い、だめ…」
いつまで経っても触れてもらえない英人の分身が、ただ舐められるだけの後孔に反応してビクビクと揺れた。
ようやく両足首から榛名の手が外れ、英人は手が自由になると思ったのに、無理矢理広げられていた太腿が僅かに閉じられただけで、榛名の片腕だけで折り込まれた足を抑えられてしまった。当然手はまだ外せないままだ。
ぐちゅっと音を立てて、榛名の指が英人の体内に入り込む。すでに綻んでいた孔は簡単に2本の指を飲み込んだ。
「はっ、あぁぁぁんっっ!」
快楽に溺れ、甘ったれた声が英人の喉から抜けて行った。
「…っんっ…っ、ねっ、もう、やっ、…やぁ…っ」
体内に宿る小さな点を掠められ、全身が戦慄いた。

英人の快感を根こそぎ掘り起こすかのように焦らしてから、榛名は英人を拘束する手を取り払った。
一瞬だけ英人の手を取って、榛名の昂ぶりを確認させるように握らされる。
英人が奉仕しなくても充分に反り立った榛名自身が英人の蕾に宛がわれる。
この瞬間を、英人はとても幸せだと感じた。この上ない快楽と喜悦、榛名から与えられる歓喜に全身が叫びを上げて彼を迎い入れた。
身体を二つ折りにされるように足を折り込まれて、自分の膝裏に挟まれてジンジンした手が、榛名に引っ張られて彼の首筋に絡まされた。
「たとえ早菜香でも嫉妬をする」
耳元で小さく囁かれた言葉に、え?と思う暇もなかった。
グイッと体内に入り込んだ肉棒に息が詰まった。馴染む間を持たせずに最奥まで突き進められる。
大きく弓のように反らされた身体を榛名が支えた。
「あぅ…っ!」

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コメント

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こんばんわ(^_^)v
コメントメグミ | URL | 2009-10-08-Thu 19:00 [編集]
「早菜香でも嫉妬する」

きゃ~(≧∇≦)

千城っち、素直に気持ちを零したけど、タイミング的に英人には伝わらないっぽい?


早菜香のおかげで英人に笑顔が増えたことが、嫉妬心を煽ったんでしょうね~。


お互いの気持ちが通い合いまで、楽しみに読ませて頂きます☆
Re: こんばんわ(^_^)v
コメントきえ | URL | 2009-10-09-Fri 06:51 [編集]
メグミ様

おはようございます。
相変わらずレスが遅くて申し訳ございません。

> 「早菜香でも嫉妬する」
> きゃ~(≧∇≦)
> 千城っち、素直に気持ちを零したけど、タイミング的に英人には伝わらないっぽい?

ええ。全く伝わっていませんね。
っていうか、千城は(うちのキャラ全てかな)言葉が足りないんですよ。
おまけにタイミングも悪い…。
こうやって受けの子はどんどんと悲観に暮れていく…悪循環です。

> 早菜香のおかげで英人に笑顔が増えたことが、嫉妬心を煽ったんでしょうね~。
> お互いの気持ちが通い合いまで、楽しみに読ませて頂きます☆
はい。まだまだ先が長いですが頑張ります。
コメありがとうございました。
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