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BLの丘
乱反射 24
2012-10-30-Tue  CATEGORY: 乱反射
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。


真室の体を抱きしめて、耳元で何度も「真室…ごめん…」と囁いた。
切羽詰まった状況だというのは、真室にも感じられることなのだろうか。
苦しみを抱えているのは自分だけではないと、まるで言い聞かせるかのように、真室が自身に言い聞かせている素振りがあって、あまりにも無垢で健気で、無茶を受け入れていることを知る。
何も知らないことに申し訳なさは募っていくばかりだが…。
再び指を、濡れた孔に触れさせた。
溢れてこようとする液体を感じる。
それらを閉じ込めるように、あつみの指が潜り込んだ。
先程よりもずっとすべりの良い状況にすぐにも奥まで辿り着いて、再び中の熱さを感じた。
真室の内壁は蠢き必死に耐える素振りを見せてくれた。

「真室…、ごめんな…、ごめん…」
同じ言葉しか漏れないあつみを潤んだ瞳が見上げてくる。
小さく首を振り、「あつみさんの…好きにして…」と、また心臓と股間を直撃してくれた。
どうしてここまで人に預ける精神を持てるのだろう…。
純真無垢な思考に心配はもちろんありはするけれど、自分が縛り付けてしまえば心配も減るだろうか…。
指の出し入れと共に、注ぎこんだ液体が零れ落ちてくる。
滑りが良いことに気を許して、指を増やした。
…たぶんこの辺りだろう…。
狙ったところはヒットしたらしい。
「やぁぁっっっ」
逃げるように震わせた体を見て、また、コプッと新しい先走りを拝んで…。
一番感じてしまう場所を探り当てる。
「や…、や…っ…、やぁぁ…」
まるで未知なる恐怖に打ち震える小動物のように…。震えた真室の体を抱いた。
「気持ち良くなってくれればいい…」
「わ、わかんな…っ、こんな…っ」
起ちあがった怒張をあつみの手で扱いてやって、滑る全てを擦りつける。
気持ちいいのかと問えば、何も言いたくないといいたげに硬く口を閉じてしまった。
その唇に自分の唇を押し付ける。
苦しそうな息まで、塞いでしまっている。悪いとは思っても止まれない欲望に、申し訳なさは浮かんでも…。
「真室…」
すきまで囁いた声に呼応するかのように、潤んだ瞳が見上げてくる。
あつみの背に触れた華奢な腕が、その先を強請るかのように、回されてきた。
傲慢な態度にも、『嫌』を言わず、抱きついては、何もかもを許してくる。
どこまであつみのことを想ってくれているのかと、またもや感動の嵐に襲われた。
指を動かしては、下肢の膨らみのある部分を撫でる。
真室が期待して、興奮して、待ちうけているこの場に、勝手な期待を寄せていた。
触れてはその度に大きく跳ねる体を撫でて「いい?」と聞いてしまう。
自ら『イきたい…』と言わせるのは、まだ早いことだろうか…。
聞きたい思いはあったとしても、待つような…そこまで我慢できないのがあつみ自身だった。
ずっと流れ続けている真室の先走りも充分なほど感じている。もう射精したい気持ちが強いのは、同じ男だからこそ知れるものでもあった。
ただ、言えないのだろう。
どこまでも耐えさせている自分が、まるで酷い男のようだ。
「真室…。出す…?後ろでイけ…とは言わない。ちゃんと…やってやるから…」
「…なに…?」
あつみの言うこと、ひとつも理解できていない真室は不安と脅えを顕著に見せてくれた。
静かに性器を扱く。孔に入れた指も敏感な部分をさする。
「ひっ…っ、あ…っ、あっやぁっ、…っんっっっ…」
艶やかな声に、あつみ自身の分身からも激しく我慢できない滴がこぼれた。
耐えているのは真室も同じなのだろうか…。

今すぐにでも、繋がって、その熱に溺れたい…。
だけどこれ以上の暴挙は…。
大きく首を振った真室が、やめてくれと無言で訴えてきた。
「あっ…っ、あ…っ、あつみ…さ…っ」
その影にある、『重なりたい』思いは、やはり拒絶ではない。
指を抜いた秘孔に、自分の濡れた雄を押し付けながら、「挿れたい…」と本音が耳元で零れる。
硬くなる体には、もちろん恐怖心もあるのだろうが、真室は決して抵抗しなかった。
片膝を肩に担ぎあげ、背を抱いて、ぎゅっと抱きしめて、耳朶を食んだ。
「真室の全てを、守る…。真室を絶対に離さないから…」
「…、うん…」
当て嵌めた熱棒が狭道へと向かっていく。
迎えてくる熱に、大きな吐息が漏れ、またそれは真室にも緊張するなと訴えるのでもあった。
柔らかくほぐれた場所であっても、差し込まれる量感はまた違うものがあったのだろう。
くいしばる歯を、ゆっくりと宥める。
あつみも余裕なんて一つもなかったけれど…。
せめてこれは、耐え忍んでくれる真室に対しての、詫びだった。
苦しみを誘うくちづけ…。離した時に酸素を求めて全身から力が吐き出されるのを待って…。
一気に差し込んだ。
声の一つもなく、のけぞった真室の白い首筋が、辛さの全てを物語ってくれた。

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コメント

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頑張ってる・・・
コメントちー | URL | 2012-10-30-Tue 07:48 [編集]
おはようございます。

何だかみんな頑張ってますね。
マムちゃんも、あっちゃんも、きえさんも←え?

何か、健気なマムちゃんが耐えられるのか心配に。
(大きなお世話だっ。byあつみ)
お兄ちゃん、マムちゃんがとうとう大人に~。
今回の大人シーン。何か、何か。
・・・とにかく、マムちゃん、頑張ってね。


「お料理美味しいっ」
「お酒も美味しい♪」
「師匠、あんまり飲みすぎないでね。今日、佐貫さん来れないから」
「わかってるってー。えーん」

「こちら、試作品ですがどうぞ」

「「お兄ちゃん!」」

「ははっ。よくご存知ですね。私が一番上だって。キラリ」

「しゅてき・・・ポヤン」

「若美さん!板長が呼んでますよ?」
「わかった、すぐ行く。では、ごゆっくり」

「師匠~、お兄ちゃん、カッコイイよー。」

「若美さんは、僕のなんだからっ。あげないんだからっ」


「ちー、あの子の鎖骨見た?」
「お兄ちゃんもやっぱり、ここの人なのね。くすん」
「鎖骨~。」
No title
コメントけいったん | URL | 2012-10-30-Tue 11:30 [編集]
いやぁ~思わずマムと一緒に息詰めてしまった私。
しかし ふと考える…
何故に 私が<uke>の立場になっているのかと…?
心は、いつも<seme>なのに~~ァハハ・・('∀':)

…で、今度は あつみと同化して~♪(*゚∀゚)=3ハァハァ GOー!

「ねぇ、ちーさん。和食もいいけど 洋食もいいよね~」
「いやぁ それって 日本酒もいいけど ワインもいいよねって事でしょ♪」
「えへへ、そうとも言う」
「で、今度 何処へ行くつもりなの?」
「圭吾と孝朗が居るレストラン♪」
「えっ!だって ちーは、お兄ちゃんが…」
「もう人のモノなんだから あきらめなさいって!」
「…泣」
「きえworid in イケメンtourに 出発進行~♪ 」
「何ですか、その日本語と英語のデタラメなチャンポンは…」

(。-・ω-p)q+゚:。*゚+【♪。*゚+出発+゚*。♪】+゚*。:゚+p(q-ω・-。)...byebye☆
Re: 頑張ってる・・・
コメントたつみきえ | URL | 2012-10-30-Tue 12:32 [編集]
ちー様
こんにちは~。

> 何だかみんな頑張ってますね。
> マムちゃんも、あっちゃんも、きえさんも←え?
>
> 何か、健気なマムちゃんが耐えられるのか心配に。
> (大きなお世話だっ。byあつみ)
> お兄ちゃん、マムちゃんがとうとう大人に~。
> 今回の大人シーン。何か、何か。
> ・・・とにかく、マムちゃん、頑張ってね。

今回の大人のシーン?!
なんでしょう。精一杯書いていることは確かですが…。
えちしーんは悩まされていますので、頑張りを認めていただけると本当に嬉しいです。
真室はこれまでにいなかったタイプ…?!
自分で書いていながら人物を覚えていないので(←)もしかしたら意外性でもあったでしょうか。
あつみが大事にしてくれるはずです。

~省略~

> 「若美さんは、僕のなんだからっ。あげないんだからっ」
>
>
> 「ちー、あの子の鎖骨見た?」
> 「お兄ちゃんもやっぱり、ここの人なのね。くすん」
> 「鎖骨~。」

おーっ。
鎖骨美人(?!)登場ですか?
客に対して敵意むき出しですね。
それを後で隠れた場所で宥められているのではないでしょうか。
『スマイル0円って言うだろう』
「でも若美さんっ」
『板長が呼んでいる…なんて嘘つかなくてもいいのに…ヾ( ̄▽ ̄*)ナデナデ』
「だって…(ノд-。)クスン」
(スピンオフは、当然ありません)
コメントありがとうございました。
Re: No title
コメントたつみきえ | URL | 2012-10-30-Tue 12:45 [編集]
けいったん様
こんにちは~。

> いやぁ~思わずマムと一緒に息詰めてしまった私。
> しかし ふと考える…
> 何故に 私が<uke>の立場になっているのかと…?
> 心は、いつも<seme>なのに~~ァハハ・・('∀':)
>
> …で、今度は あつみと同化して~♪(*゚∀゚)=3ハァハァ GOー!

いつもは<seme>なのですか~?
視点が変わると、相手側に移るんですかね。
私も久し振りの攻め視点で困っているところがあります。(いや、どっちもだけど…)
書ききれない…。

~省略~

> 「きえworid in イケメンtourに 出発進行~♪ 」
> 「何ですか、その日本語と英語のデタラメなチャンポンは…」
>
> (。-・ω-p)q+゚:。*゚+【♪。*゚+出発+゚*。♪】+゚*。:゚+p(q-ω・-。)...byebye☆

青田買いツアーに始まって、グルメツアーですか。
語学堪能な人はきっとその辺にいっぱい転がっているでしょうから、是非一緒に連れて行ってください。
(え?日本語があれば大丈夫だって?!)
是非是非楽しんでいただきたいものです。
で、やっぱり飲み過ぎないでくださいね~。
ワインはきっと、口当たりの良いものが揃えられているでしょうから。
(ちょっと私も読み直して、一人余っている調理師(坂戸サンというらしい)を見つけてしまった…)
きっとこの人はフリーですよ。
コメントありがとうございました。
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