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BLの丘
待っているよ 40
2012-07-07-Sat  CATEGORY: 待っているよ
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。


胸から下腹部へと、福智の掌と唇が移動していく。
濡れた場所を見られる恥ずかしさはあっても、時々触れた福智の分身からも湿るものがあったのを思えば、興奮しているのは自分だけではないのだと思えた。
膝を立てられて、広げた足の付け根に熱い吐息が吹きかけられる。
茎に指を這わせながら、陰嚢からその奥へ舌先が伸びた。
小さな蕾の襞に馴染ませるように舌が撫で上げる。
決して人目に触れることのない場所に注がれる視線の熱さと、舌の熱さに全身が震えた。
感じたことがない未知なるものが筑穂の体を襲ってくる。
「あっ…、あっ、や、…ふく…っ、そんなとこ…っ」
「なんで?解さなくちゃ…」
「やぁ…っ」
大野城はそこまでしなかった。
ありきたりとも言えるような、”吐き出す”だけの行為を教えてくれただけだ。
『繋がる』…。その意味を残したのは…。

体を捩ろうとしては押さえこまれる。
ここまできて…。その開き直りは、確かに筑穂の中にもあるものだったけれど、蕾の中に差し込まれる舌先は羞恥心を煽るだけだった。
だけど逆らえない気持ち良さも植え付けていってくれる。
舐めていく舌の熱、濡らされて、空気に触れて、ひんやりとした感覚が交互に押し寄せる。
くすぐったさもあるのかもしれない。
逃げたい体を抑えこまれて、支配されていくような強さにゾクリと見知らぬ気持ちが湧きもした。
自分が守ろうとするだけではない力…。この腕の中にいるのだと分からせてくれるような、守られる力…。

自分で自分の指を舐めた福智が、その一本を筑穂の肉筒に差し込んできた。
「…っつうぅ…っ」
初めて味わう異物感に、逃げ腰になる。
「筑穂?キツい?」
まだ第一関節だと言うように、ゆっくりと指を回されて感触を馴染ませられる。
福智が求めるものが何なのかも分かるから、耐えるべきと判断をしては、筑穂は首を横に振った。
辛い行為になるのだとは、福智の方が承知しているのだろうか。
慎重にその指を潜り込ませる。
それと同時に襞を舐め、唾液を指に絡ませることを続けていた。
入ってくる指の形が、はっきりと分かるほど、筑穂の胎内は蠢き続けていた。
「筑穂…、狭いよ…。少し力、抜いて…」
「わか…んな…ぃ…」
どうしていいのかなんて、微塵も分かりはしなかった。
素直に吐露すれば、何かに行きついたような福智が顔を覗き込んでくる。

「筑穂…、まさかと思うけど…、…まさか初めて?」
経験がないことを呆れられるのだろうか。
人肌を触れあわせたことも、先日の大野城が初めてだったと言ったなら、どう捉えられるのだろう…。
ますます羞恥にかられた筑穂は返事をすることなく、顔を横に向けて視線を反らした。
追いかけるように福智の顔が視界に飛び込んでくる。
全てを確認するような仕草に、ぎゅっと瞼を閉じた。
「マジで…?マジかよ…。絶対、先生にヤられてたと思ったのに…」
それはどういう意味なのだろう…。
軽率な行動を取ったとは、自分でも認識しているところがあったが…。
福智の指が更に潜り込んできた。
「…っんっ!」
「あ、ごめん。つい…」
“つい”ってなんだ…、”つい”って…っ。
声を堪える筑穂の口まで解すように、優しいくちづけが落ちてきた。
上下の唇で食む動きを繰り返しながら、ホッとしたような嬉しそうな雰囲気が伝わってくる。
「筑穂…」
隙間から名前が吐き出される。
その声がそばで聞こえることに、また安堵感を覚えた。
なのに、直後に尋ねられたことは…。
「先生と、どんなことしたの?」
思わず筑穂は目を剥く。
「そ、そんな…のっ…」
全身がカッと熱くなった。その時を思い出したからではないが、ビクンと跳ねた分身を自分でも感じてしまった。

筑穂の戸惑いも分かるのか、それ以上の発言は、さすがに避けたような福智だった。
「ごめん…。でも筑穂のその色気、引き出したの、先生だよな…。それでも、”初めて”って、俺、すげぇ嬉しいよ。優しくするから…。先生以上に感じて…」
これ以上感じたなら、自分はどうなってしまうのだろう。
何かを滾らせた福智は、再び秘部へと口先を動かしていく。
ザワリとした舌が太腿のつけ根を舐め上げる。そのまま、指を差し込んだままの縁にたどりついた。
背筋を駆け上がってくるような快感が与えられる。

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とうとう40話に…。あと5話で終わるかな…。

えーと、書き忘れていました。
以前どこかでお知らせしたんですけど、6/29日、開業の日でしたヽ(゚∀゚)ノ
早、3年…。すごいなぁ…。
これもひとえに、ポチパチしてくださる皆様のおかげです。
《上半期編》もがんばって書いていきたいと思います。
お待たせすることばかりで、本当にごめんなさい。
間もなく、次のキリ番がやってきそうで冷汗ですが…。
ホント―――――に、日々読んでくださっている方に感謝いたします。
誰か読んでくれる人がいるから、また書こうとか思うものね。
つまらないブログなのにここまで応援してくださる方がいて、本当に嬉しいです。
今後とも是非よろしくお願いします。



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コメント

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兄ちゃんたら
コメントちー | URL | 2012-07-07-Sat 01:06 [編集]
マジで初めてなのね。
そりゃ、フクちゃんもビックリ。
でも、嬉しいよね。

フクちゃん、ホナと違うからきっとスッゴク我慢して我慢して我慢するんだろうなあ。
優しくしてあげてー。



「掃除腐さん、風邪良くなったかな?聞いてみよっかな?
あー、先輩達に聞いても無駄ね。出来上がってるし~。
伊吹は、甲賀とイチャイチャしに帰って行ったしなあ。つまんなぁい」



きえさん、三周年おめでとうございます!来年もお祝いさせて下さいね。
No title
コメントたつみきえ | URL | 2012-07-07-Sat 06:34 [編集]
拍手コメk様
おはようございます。

>祝ブログ開設3周年!そうですか。3年も頑張ってこられたんですね。ここにはとても愛すべき物語の主人公がたくさんいて大好きです。これからも楽しみにしています。頑張って下さいね。

気づいたら3年!!
びっくりなのは私のほうです。
3年の間にいったい、何人に子供を産んでしまったのか…。
喜んでもらえて、本当に嬉しい限りです。
いつまで続けられるか…。
妄想の種を仕入れていきたいと思います。
いつも応援、本当に感謝です。
コメントありがとうございました。
Re: 兄ちゃんたら
コメントたつみきえ | URL | 2012-07-07-Sat 06:41 [編集]
ちー様
おはようございます。

> マジで初めてなのね。
> そりゃ、フクちゃんもビックリ。
> でも、嬉しいよね。

初めて をもらえるのは嬉しいですよね~。
まさか、まさか…のフクちゃんでした。

> フクちゃん、ホナと違うからきっとスッゴク我慢して我慢して我慢するんだろうなあ。
> 優しくしてあげてー。

いつか絶対、兄弟談話してそう…。
我慢するのかなぁ。
まぁ、穂波はあっという間に(←あ、コイツも初めてだっけ?!)はじけちゃったからね~。
さすがに福智は、自分本位に動くようなことはないでしょうが。

> 「掃除腐さん、風邪良くなったかな?聞いてみよっかな?
> あー、先輩達に聞いても無駄ね。出来上がってるし~。
> 伊吹は、甲賀とイチャイチャしに帰って行ったしなあ。つまんなぁい」

掃除腐さん、元気になってくれているといいですよね。
出来上がった連中とイチャイチャ中のCPですか…。
ちー隊員、一人で観察(報告書φ(..)メモメモ)がんばっているのね~。

> きえさん、三周年おめでとうございます!来年もお祝いさせて下さいね。

気づいたら3年の月日がΣ (゚Д゚;)
来年…ですか…。
生きているかなぁ(←)
頑張っていきたいと思います。
コメントありがとうございました。
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