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BLの丘
待たせるけれど 9
2012-07-06-Fri  CATEGORY: 待たせるけれど
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。


じっとしていろと言われてもそんなのは無理というもので…。
ねっとりと肉壁に包まれた性器は快感を求めていた。
少しずつ揺すぶってしまう動きに、胸の下で浮羽が苦しそうに呻く。
「あぁぁっ…っ…」
「浮羽さん…、ごめん…」
こんなに気持ちいい空間は知らなかった。人肌の温もりも…。大事にしたいと思う気持ちも…。
小刻みに腰を動かしているうちに、狭道の中に馴染むのか、呻きは喘ぎに変わってきた。
なんとなく感覚がつかめてきた穂波は、徐々に動きを大きくしていく。
汗で濡れる背中に唇を這わせれば、震えながら体を捩らせる。それを押さえこんで大人しくなってくれるのも醍醐味に感じられた。
「浮羽さん…」
耳元で名を呼び、囁いては近くに吐息を感じる。
その顔を見たくて覗きこむと、分かるのかシーツの中に顔を埋めてしまった。
「浮羽さん…」
もう一度呼びかけ、腰をグラインドさせると、「はぅっっ」と唇を噛みしめる。
紅くなる頬が見えて、もっとその瞳を覗きこみたくて、背中を抱いた。
「こっち、向いて…」
自分の動きで感じてくれているのが分かるから余計に興奮してくる。
でも浮羽は簡単に応じてくれなかった。
更に膨張した分身を自分でも察せた。狭い場所が、もっと狭くなってくる。
キツさはあるのに、だけどその締め付けがなんとも言えない快感で…。
ゆっくりと引き抜き、また押し込んだ。
擦れる感覚なのか、浮羽の腰も揺れて、誘ってくる動きに穂波は大きな息を吐き出す。

「はぁ…っ」
「ホ、ナ…、…い、よ…、動いて…。…そっち…、…あ、ソコ…」
恥ずかしさを見せても、欲望には勝てないところがあるのか、この行為にのめりこんでいく姿勢が見られる。
一層強く腰を掴んだ穂波は、自分の快楽も求めながら、『ソコ』と言われたことに気を向かせた。
「ココ?」
小さな膨らみが先端に当たるのを穂波も確認した。
擦るたびに「あぁぁぁっ!」とより激しい喘ぎ声が響き渡る。
それが”感じている”のだとはすぐに理解できた。
自分だけでなく、浮羽も悦びを体感できるのだと分かれば、もっと良くしてやりたい。

…だけど…、今は…。

全く余裕などない穂波だった。
執拗にその部分を責め立てれば、激しく悶える浮羽がいる。自分も気持ち良さに激しく抜き差しを続けてしまった。
蠢く体内の熱さが分身を包み、我を忘れさせてくる。
「あっ、あっ、ホナ…っ、ダメっ、そんなに…っ、ったら…」
「うき…、は…、…っ。あぁ、俺、もぅ…っ」
体の奥底から湧きあがってくるものを堪えられそうにない。
生みだされる種は耐える間もなく、最奥に放たれた。
「うっぅっ…っ」
同時に強く擦ってしまったせいか、浮羽の触ってもいない性器から白濁が零れ落ちた。
性器を弄ってイくものだと思っていた穂波には、その出来事は意外なことでもあったけれど…。
自分も体内の気持ち良さを味わってからだったから…。

ガクッと浮羽の体から力が抜けて、落ちていくときにズルっと嵌めたものが外れた。
そして狭間からドロッと白濁がこぼれてくるのが視界にうつる。
その卑猥さに、穂波の下半身はまた熱を持った。
手のひらを肩から背に向けて這わせれば、びくっと跳ねる体がある。
「浮羽さん…、ごめん…」
呼吸を乱した浮羽は、とても声をあげられるような状態ではなさそうだった。
背を重ねて覆いかぶさると、激しい息づかいが耳に響いてくる。
涙で濡れた瞳が、とても年上とは思えない可愛さを浮かべていた。
酷いことをしてしまっただろうか…。
あまりにも愛おしく感じられて、ぎゅっと抱きしめては、見られなかったその顔を覗き込む。
項に唇を寄せて、頬へと向かえば、苦しそうに「ダメ…っ、感じちゃう…」とか細い声が漏れた。
“感じる”と言われてはまた抑えられない欲望が穂波の中に湧いた。
達った直後の、全身に蔓延る性感があることを、初めて知った。

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兄弟、どっち転んでも…。
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あれあれ?
コメントちー | URL | 2012-07-07-Sat 08:08 [編集]
なぜだかコメがまたまたまた・・・

きえさんに意地悪されてる・・・(笑)

ウッキーのエロさにホナ、メロメロ。
ええ、私でさえエロいよ、ウッキーと言いたくなりました。

ホナ、パン屋パパさんは引き留めとくよ。ウッキーと楽しんでねー。
夜は長い・・・

「兄ちゃん、フクちゃん♪兄ちゃん、フクちゃん♪
あれ?私からウッキー担当を奪い取ったゆとり隊員がいないよ?良いとこなのに。」
Re: あれあれ?
コメントたつみきえ | URL | 2012-07-07-Sat 12:40 [編集]
ちー様
こんにちは。
また消えちゃったの?(-_-;)

> なぜだかコメがまたまたまた・・・
>
> きえさんに意地悪されてる・・・(笑)

してないよ―――。
私も最近訳わからない、意地悪に出会ってます(ファビコンだってぇ)

> ウッキーのエロさにホナ、メロメロ。
> ええ、私でさえエロいよ、ウッキーと言いたくなりました。

無垢な穂波はウッキーのエロさにとどめ刺されましたね。
どんだけ誘って、どんだけ虜にするんだか…。
ホナ、いっぱい魅せられてもうこの人だけ~っ。

> ホナ、パン屋パパさんは引き留めとくよ。ウッキーと楽しんでねー。
> 夜は長い・・・
>
> 「兄ちゃん、フクちゃん♪兄ちゃん、フクちゃん♪
> あれ?私からウッキー担当を奪い取ったゆとり隊員がいないよ?良いとこなのに。」

パパの行方はまかせた!!
ウッキー担当、ゆとり隊員はゆとりの国へ向かっているかもしれません。
「ゆとり、取り過ぎだろ…」
「そうそう。ちー隊員を見習ってもらわないとなぁ」
(でもこの連中、ただいま飲みの席)
コメントありがとうございました。
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