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BLの丘
淋しい夜に泣く声 28
2009-09-24-Thu  CATEGORY: 淋しい夜
R15?18? とりあえずそんなところで。

抱きしめられた時に、榛名の匂いがした。
それを懐かしいと思った。

共にバスルームに連れて行かれた時は、何をされるのかと恐怖に身を竦めた。
だが、榛名はまるで腫れものを扱うかのように英人の肌に触れた。
広々としたジャグジーバスに一緒に浸かった。スイッチが切られているので静かな水面だった。お湯の中には絡む4本の足が見える。

背中を榛名に預け、頭を榛名の肩に乗せれば英人の白い首筋を神経質そうな指先が撫でていった。
ゾクリとする感触。
しばらく肌の温もりを感じていなかった英人にはそれだけでも充分なほど官能を煽り立てるものとなった。
別人に見える榛名だから、余計にあの時の屈辱を忘れさせてくれるのだろうか。
お湯の中で全身を撫でられる。
榛名はすでに英人の肌のどの部分が感じるのかを知っていたから、そこを執拗に攻めることを忘れなかった。
「…はふっ…」
熱い吐息を漏らせば、飲み込まれるように榛名が口付けてきた。
唾液を絡ませるように幾度も舌を嬲られる。頬肉まで削られるのではないかと思うくらい口腔内を弄られた。

触られてなどいなくても英人の下半身は反り立っていた。
厭らしい身体だとは昔から分かってはいたけど、興奮は抑えようがない。

腰に当たる榛名の欲望に気付くと尚更英人の体に火がついた。
最初の夜は、英人の体を見ても何の反応も示さなかったのに、こうして欲望を表してくれることが何よりも英人を煽った。
「あっんっ…」
肌をさすられる指先の感触だけではもう耐えられそうになかった。
お湯の浮力で身体を浮かせて榛名の猛ったモノの上に孔を移動させれば、榛名の力強い腕に止められた。
「逆上せるんじゃないのか?」
確かにそうかもしれない。お風呂の中でやったことはあまりないけど、長い時間をかけて興奮を味わえば、その先に自分の体がどうなるのかある程度想像がついた。
今の榛名となら一度や二度で興奮が収まるとは到底思えなかった。
でも、今はこの疼きを治めてほしい…。

「出るぞ」
榛名はいきなり英人の体を抱え上げると湯船から引き上げた。
プルンとした己自身が空中に曝け出されたようで恥ずかしさが増し、立たせられても英人は一歩もバスから動けなかった。
そんな英人を分かったかのように、抱きかかえて連れ出した榛名はバスタオルで簡単に水気を取っただけで横抱きにした。
「えっ?ちょっ…!」
せめてバスロープくらい着せてもらえるのだと思っていた英人は剥き出しの体に羞恥を覚えた。
「どうせ脱ぐんだ。必要ない」
英人の言いたかったことなど言葉にされなくても分かった、と榛名は軽くあしらい寝室に向かった。

ベッドに下ろされると、跨った榛名が英人の裸体を眺めるような視線で全身を見詰めた。
じっくりと見られることの恥ずかしさで咄嗟に英人は中心を両手で隠した。
「痩せたな」
思いもよらない言葉が榛名から飛び出して英人は驚愕した。目を見開き長い睫毛がパシパシと幾度も瞬く。
声すら出せなく、真上の榛名の顔を伺い見れば、愁いを帯びたように何かを言いたそうだった唇がそっと開いた。

「悪かった」

何事かと思う間もなく、榛名の唇が首筋に当てられ、優しい愛撫が始まった。
片手は常に股間に置かれ、もう片手は胸の突起や肌を撫でていく。
唇は隙間をなくすように肌の上を撫で、英人の興奮を煽る脇腹と鳩尾はいやというほど舐められた。
「はぁ…っんっ…、も…だめ……っ」
硬く勃つ英人の中心に榛名の手が絡められ、興奮の蜜を零す口を幾度も弄られた。
ブルブルと震える英人の体を抑えるように時折唇も指も離れたが、その間隔が更に英人を追い詰めていった。
離れて再び触れられれば、その感触だけでイきそうになる。身体のどの部分を触れられても…。
白い首を仰け反らし、肌を興奮が纏うピンク色に染めながら、英人は乞うしかなかった。
「…い、き、たい…」

望むものは何でも与えてくれると言った榛名は、その言葉通り、猛る英人の分身を咥えると舌を絡ませながらゆっくりと唇を動かした。
「んぁっっ…っ!…っっだめっ!」
榛名に口淫をされたことは幾度かあったが、吐き出したことは一度しかない。
…このままでは榛名の中に出してしまう…。
焦りよりも快感の波の方が強かった。
自分の股間に頭を埋める榛名の髪に英人の指先が絡んだ。
「あぁぁぁーんっんっ…っ」
榛名は英人の波を綺麗に飲み込んだ。

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