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BLの丘
新しい家族 30
2012-02-07-Tue  CATEGORY: 新しい家族
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。


「ひな…」
背中を包まれて、耳元で囁かれて…。
安堵の息を吐いてから日生はクルリと体の向きを変える。真正面から向き合うのは恥ずかしくもありながら安らげる気持ちを宿してくれるものでもあった。
逞しい胸板はいつだって日生を守ってきてくれたものだ。
ずっとこんなふうに抱かれることがなかったから、現実を確かめたい思いが強く働いて、羞恥心を蹴散らしてしまう。
和紀の腕がやはり同じように存在を確認するように日生を抱き締めてくる。
シーツに背をつけて、日生の上に跨ってきた和紀を迎える。バスルームで火照った体を愛撫してくる。
白い肌に実る赤い粒を舌先で転がされると、背筋をジンとしたしたものが走りぬけていく。
ただあるだけだと思っていた場所が、快感を運んでくるものだと教えてくれたのも和紀だった。
それだけで日生はモゾモゾと下半身をくねらせた。
蜜がこぼれる熱を自然と和紀のモノに擦りつけようとしてしまう。
「ひな、今日は少し待って…」
いつも快感を優先させてくれる和紀なのに今日はどうしたものか…。
お預けをくらった子供のように、潤んだ瞳で見上げると、和紀も少し辛そうな表情を浮かべていた。
ススーっと体をずらして下肢に顔を埋めていく。
てっきりそのまま性器を愛撫してもらえると思っていたが、和紀の動きは違った。
両膝を立たせられて大きく広げられる。普段人目に触れない部分が空気の流れを感じた。
「あ…っ」
日生の羞恥を聞こえなかったかのように、和紀は自分のペースを守り続けていた。
双球を掠めて湿った舌が後ろの蕾までの間を這う。
先程指で触れられたことにも抵抗があったが、直に舐められるのはまた違った戸惑いだった。
「わ、和紀くんっ!」
「柔らかくなっている…。あと少しだから…」
バスルームで解された場所に舌先が入り込み、唾液が注がれた。
内側を弄られる行為に、何とも表現しづらいゾクゾクとしたものを感じて、日生は和紀に何も言えなくなる。
しばらく舐め解していた和紀だったが、一度身を起こすと、用意してきたボディローションの液体を掌に出した。
熱い舌先を感じていた箇所にあてられた液体は、掌で温められたとしてもヒンヤリと感じるものだった。
「ひゃんっ。…和紀くん?!」
この先何が行われるのか…。
日生の全てが和紀のものなのだと思わせるための行為に警戒心はないが、未知の世界への脅えは多少でも生まれてくる。
「ひな、大丈夫だから。さっきみたいに力を抜いていて。ひなの全身で俺を感じて…」
湯船の中でも指が入り込んだ。
液体を纏った指が、今度もスッと差し込まれて奥へと向かっていく。
冷たいと感じたものも、すぐに自分の体温と混じって馴染んだ。
ゆっくり抜き差しをしながら何かを確認するような動きを止めない。
ある一点を指の腹が撫で擦った時、体が痙攣するような衝撃を受けた。
「あぁぁぁっっ!!」
激しく息が乱れる。奥の奥からせり上がってくるような何か…。
自分が自分でなくなるような恐怖心が心を掠めていった。
「和紀くんっ、和紀くんっ!!」
無我夢中で和紀の名前を呼ぶ。
おかしくなりそうだ…。そうなっても見捨てないでほしい思い…。
「ひな、ここ、いい?」
もう一度撫でながら和紀が尋ねてくる。そのたびに日生の体がビクンっと跳ねあがった。
「やぁぁっ、そこ…っ、やぁっ」
掴まれるものがほしくて、シーツを強く握り込んだ。
小さな孔に入り込む指の動きを和紀はじっと眺めつつ、挿入する指の数を増やしていった。
衝撃が大きかった日生は、うまく体に力を入れられないでいる。そのことは和紀にしてみたら幸いなことだった。
ヌチュヌチュとした水音が響く。
和紀は時々蜜が零れる日生の分身の先端に舌を這わせ、日生を更なる快楽の海へと誘(いざな)っていった。
同時に与えられる快感は日生の思考までも奪っていく。

「ひな…」
体を起こした和紀が日生の両膝裏に腕を回し入れた。
更に両足を広げる体勢にされた日生は一瞬ビクつくものの、真正面にきた和紀の首に思わず縋りつく。
和紀の体温を感じられることが心地良い。
長いこと弄られていた後孔にヌルリとした熱いものが押し当てられた。それは和紀の灼熱だったのだが、和紀に手を伸ばしていた日生は気付かなかった。
次の瞬間、メリッと音がしたような激しい痛みが後孔を襲った。
「…っ…っっ!!」
声にならない叫び声を上げて、日生は全身を硬直させる。
「ひなっ、解してある。…辛いのは最初だけだから…っ。…頼む…っ」
片膝から手を放した和紀の腕が、逃げを打つ日生の背中を抱いた。
密着した肌はどちらもじっとりと濡れている。
優しかった和紀に何をされるのか…。『辛い』とはなんのことなのか…。
初めて不安が全身を駆け抜けた。

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すみませんm(__)m嘘を書いていました…(←気付けよバカって私自身が思っています(反省))
日生、後ろをいじられた経験、過去にあり…だったんですね。今更どちらを直そうかと悩んで…過去を訂正しました。18話の一部を削りました。どうか読者様、このまま『初体験』を楽しんでください。本当にすみません。

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コメント

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No title
コメントけいったん | URL | 2012-02-07-Tue 17:40 [編集]
ひなの初体験...
きえ様、細かい事は お気にめさるな!(`・ω・´)ゞビシッ!!

生唾ゴックン、ガン見状態で 静かに ひなと和紀のムニャムニャ...を覗かせて頂いておりますゆえ~♪
||壁||p゚#)ノ|Юジー...byebye☆
そうそう
コメントちー | URL | 2012-02-07-Tue 19:55 [編集]
細かい事は良しっ!ですよー。
お兄ちゃん、どんだけひなが好きなのって事で(笑)

それに、乳児園のおばちゃんとしてはですね?ひなちゃんには、幸せな気持ちでお兄ちゃんと結ばれて欲しいので。

お兄ちゃんて、もしかして滅茶苦茶テクニシャン?(^ー^)
Re: No title
コメントたつみきえ | URL | 2012-02-08-Wed 10:15 [編集]
けいったん様
こんにちは。

> ひなの初体験...
> きえ様、細かい事は お気にめさるな!(`・ω・´)ゞビシッ!!
>
> 生唾ゴックン、ガン見状態で 静かに ひなと和紀のムニャムニャ...を覗かせて頂いておりますゆえ~♪
> ||壁||p゚#)ノ|Юジー...byebye☆

書いている方はゼーゼー言いながら…です。
Rは苦手ですなぁ…。
過去の失敗を気にしないでくださいましてありがとうございます。
ちょうど熱を出していたころで、自分自身何を書いていたのか記憶が曖昧でしたね…(汗)
ハイ、今度こそ、ちゃんと繋がれる二人ですので、えと、まぁ壁の陰から覗いてやっててください。
コメントありがとうございました。

Re: そうそう
コメントたつみきえ | URL | 2012-02-08-Wed 10:20 [編集]
ちー様
こんにちは。

> 細かい事は良しっ!ですよー。
> お兄ちゃん、どんだけひなが好きなのって事で(笑)

良かった~(ホッ)
まぁ、笑い話に変えてやってください。

> それに、乳児園のおばちゃんとしてはですね?ひなちゃんには、幸せな気持ちでお兄ちゃんと結ばれて欲しいので。
>
> お兄ちゃんて、もしかして滅茶苦茶テクニシャン?(^ー^)

一番深いところは、気持ちが通じ合ってからのほうがいいですよね(←)
幸せを目一杯感じてほしいです。
お兄ちゃんはテクニシャンなんですかね~。
今までも日生の感じる所は色々と研究してきたとは思いますが。
うまく引き出せているのかなぁ。
コメントありがとうございました。

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