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BLの丘
ただそこにいて 71
2011-11-03-Thu  CATEGORY: ただそこにいて
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。


バスタブは二人で入っても狭さを感じることのない広々としたものだった。
手足を伸ばして入れるのは伊佐の家以来だ。
背中を抱かれて大人しく座っていたのも最初だけ。尻の狭間に感じる怒張に気付いて、その後にはくるりと体勢を返された。
向かい合わせで湯船に浸かればどこに視線を向けていいのかわからなくなる。落とせば裸体が視界に入るし、あげれば見つめてくる吉賀と絡まる。
「俊輔…」
濡れた手が髪を梳いて、抱きしめられてくちづけられる。
吉賀から与えられる熱だけで逆上せそうだと思った。
まさぐってくる手指が乳首を弾き、もう片手が背後から下りていって双丘の割れ目を弄る。
つんつんと突かれる指の動きに腰が揺らめいた。
体内で感じる気持ち良さがあることをすでに体は覚えてしまっている。
「…んっ…、ぁ…」
くちづけの合間に吐息が零れ落ちた。貪っていた舌の動きが激しさを増してくる。
俊輔の雄も勃ちあがり、吉賀の腹に当たって、擦りつけるような動きをとってしまう。
「は…ふ…」
「俊、煽ってる…」
動きを揶揄されて、だけど昂ってくる思いは誤魔化しようがなくなっている。
つぷっと一本の指が潜り込んできた。かつて脅えたような恐怖心は、今はない。
「あつ…。俊輔の中、いつも熱いけど、今日はなんだか、もっと一段と…」
「…言、わないで…っ」
自分では感じ取ることのできない場所の説明なんてしてもらいたくない、と吉賀の首に絡めた腕に力を入れてぎゅっと抱きついた。
後孔に入れられる異物感はあるが、すぐに吉賀は俊輔の気持ち良い場所を刺激してくる。
「あぁ…っ」
「俊輔、可愛い…。…やっべ…。ちょっと、俺、持ちそうにないんだけど…」
二本目の指が添えられて、拡げられると共に湯が入り込んでくるような奇妙な感覚を味わった。
それは締め付けをより一層強くしたようだった。
「キツイよ…。あ…、マジで…」
「だって…吉賀…」
吉賀の熱棒が俊輔のモノに当たった。二つのモノが擦れ合う感覚を俊輔は知っていた。
俊輔の体がほぐれるにはまだ時間がかかるだろう。
それまで耐えられるかと言われたら…。吉賀も同じような状態なのかもしれない。
抱きついて触れ合う腹の間に、俊輔はそっと手を忍ばせる。
「俊?」
いきなり握られたことにビクッと腰を引きそうになっている吉賀がいた。
俊輔が吉賀の怒張に振れるのは初めてのことかもしれない。
「あ…」
…大きい…と掌の中で息づくものを感じる。伊佐がしてくれたように、二つのモノを一握りにするには、俊輔の手の大きさでは無理そうだった。
俊輔の腰が揺れ動くことで、吉賀もどうしたいのか気付いたようだった。
少なくとも挿入を待てずに、一度は吐き出したい欲望が渦巻いている。
いつもよりもずっと感じやすいのは、初めての環境が生み出してくるものなのだろうか…。

「あ…、これ、気持ちいい…」
吉賀に言われて、吉賀の手が俊輔の手に重なる。
恥ずかしさはどこへやら…。
改めて知った性行為のやりかたに吉賀も動きを合わせてきた。
「俊…」
「はぁ…」
バスルームに響く湯の揺れる音と乱れた吐息と喘ぎ声。
ほどなくして二人揃って白濁を湯の中に迸らせた。

「はぅ…」
二人して乱れた呼吸を繰り返し、俊輔は吉賀の体にもたれかかった。
少しの沈黙を置いてから、吉賀が驚いたような、嬉しいような声をあげた。
「俊輔からしてもらうの、悪くないよな…」
いつも積極的に動くのは吉賀のほうだ。俊輔から何かを仕掛けることはまずなかった。
そのことを言われて、ほんの束の間の出来事に顔を染める。とんでもなく厭らしい行動をとってしまった気分だ。
それをさせてしまうのも、『ホテル』という魔法の空間に飛び込んでしまったからなのか…。
「嬉しい…」
求めるのは吉賀だけではない、と伝わったのか、吉賀が気持ちを正直に表してくる。
非難されるできごとではないと…。
幾つものキスの雨を顔中に降らせて、「出よう。のぼせそう」と、吉賀に抱え上げられた。
広いお風呂は、疲れた後でゆっくり味わえばいい…。何故かそんなことを思った俊輔だった。

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