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BLの丘
夏の遠足 9
2011-07-26-Tue  CATEGORY: 『想』―sou―
結局、まだホテルに滞在する日があるだとか、後日本邸の庭で縁日ごっこをすればいいだとか、野崎に言い含められて、何匹すくえるかの競争だけで終わった。
龍太は5匹をすくうことまではできたが、更新記録までには至らなかった。
金魚を持って帰れない代わりに、りんご飴を買ってもらうことで誤魔化されて、口周りをベタベタと汚しながら帰り道を歩く。
チョコバナナは断固拒否された。
野崎「飴のほうが長時間お楽しみいただけるはずです」
那智「そうだね…。チョコ、溶けちゃいそうだし…」
一葉「手まで垂れてきちゃうかな」
英人「そしたら舐めてもらえばいいんだよ」
成俊「確かに金魚、持っていられないね」
宮原「俺は美琴さんに食わせたいけど」
野崎「おだまりくださいっ!!!(////)」
龍太「…(ボソ)反応いいな~ぁ」
雅臣「りゅ、りゅぅたぁ…」

村道を4人横並びに歩くお子様たちの後を、添乗員と見守り隊が追っていく。
田んぼの脇に座りこむから疲れたのかと思えば、「おたまじゃくし、みーつけたー♪」などといって田んぼの中に入ろうとするのだから押さえる方が大変だ。
田んぼの泥は衣類についてしまったら簡単におちるものでもない。(それ以前に人んちの田んぼ…)

宮原「早く保護者に預けようよ~」
龍太「同意」
宮原「いい加減、持て余してるでしょ」(←それとなく振ってみる)
雅臣「(焦)…お客様相手になんてことを…っ!!!」
龍太「さすがにそれは~…(といいつつ。)…なんか、第二の同盟組めた感じ~」(これまであまり触れあうことがなかった秘書と宮原)
宮原「『第二』?!」
龍太「いえ、あっと…、まぁ…。一応、一号、高柳君だったんで…」
宮原「あー。あの『ヤギ牧場同盟』ねぇ」(おいてきぼりくらったことをまだ根に持っている)
野崎「いい加減にしてください」(元凶でもある野崎)
宮原「うんうん。いい思いできるなら協力するよ。社長からはいろいろとアドバイスももらってるし」(←なんの?!)
野崎「勝手に連絡を取らないでくださいっ!!!」

秘書を無視したやりとりがあることを龍太と雅臣はそれとなく知った。
それでなくても保護者同士、飼育員との間で連絡が密に取られていることは過去のアレコレから理解できる添乗員である。
だからこそ、行方不明、などという一大事は絶対に避けなければならなかった。
保護者の視界にある限りは、責任はなく…(少なくとも半減される)、気も楽になれる。

一葉「飴、落としちゃったよ――――.・゜゜・(/□\*)・゜゜・」
那智「一葉、なにしてんのー?」
成俊「ありんこさんがやってきちゃうよ~」
英人「めだかが糖尿病になっちゃう~」
那智「めだか?おたまじゃくし?…かえるが…なんじゃなくて?おっきいかえるがいるのって、甘いものを食べすぎなのか~」(種類違うからっ)
落ち着いて発言しているんだか頓珍漢な事を言っているんだか…。
もっともらしく言ってくれているだけに反論するタイミングすら失う。
付き添いは顔を見合わせて項垂れるしかない。
糖尿病のかえるなんて聞いたこともない…。

龍太「皆さん、保護者さんがお待ちですから、誰が一番につけるか走って競争でもしましょうか」
英人「えー、あついのに~?」
一葉「倒れちゃうよ」
那智「保護者、逃げないよ」
成俊「光也、まだ戻ってこないもん。急ぐ必要ないし~~~」
龍太「…こ、こいつら…」
英人「あ、かき氷、売ってるよ~」(通り道で新しいものを発見)
那智「涼しそうだね~」
一葉「飴落としちゃったから両手あいてるもんねヽ(゚∀゚)ノ」
成俊「頭、きーーーんってするんだよね~~」

走って帰るのが嫌だとか言いながらも、『祭』の連中は元気に走り回っている。
好き好きに注文する後を野崎が支払をして、『関係者用のテント』に辿り着いたのは、かき氷が全て溶けてしまった後だった。

ヤキモキしていたはずの保護者も、野崎からの連絡があったせいか、比較的落ち着いていた。
安住「一葉、口の回りが汚れているよ」(←ウェットティッシュ取りだす。拭く)
千城「汗をかいているな。一度着替えるか」
久志「何、うまいもん、食ってんだよ~」(川の洗濯から帰ってきた)
佐貫「いなくなったって聞いたからびっくりしたぞ」(パトロールから帰還)
おこちゃま「(揃って)ごめんなさい…」
龍太「でも無事で良かったですよ~」(他人事)
雅臣「いっつも見てないんだから~っ!!!」(職務に忠実)
神戸「いーねー。君たち、自由で~」
日野「長流が勝手にうごけなくなってんだろーっがっ!!!」
神戸「(こっちも)ごめん…」(バスタオルにくるまれた人、一応、しんみり…)
宮原「だから千城さんとの仲を疑うんだって―の」(じゃれ合いが理由で汚れた神戸)
野崎「瑛佑!!!おだまりくださいっ!!!」
久志「(ボソ)…野崎さん、今日何回目の発言…???」

雅臣「えーとぉ…。夜の花火まで時間があいちゃうんですがホテルに戻られますか?陶磁器を焼ける窯元があるので、そちらの体験もできますけど…」
おこちゃま「「「「いく―――!!!!!」」」」(喜々♪)
客を飽きさせないプラン作り。さすがである…と思ったのはどれくらいいたのだろう。
でもこちらは、親子(?)で楽しめる体験教室だった。

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いつまで引っ張るんだ―???な夏休みなんですけど…。ごめんなさい…。
なるべく早く終わりにしたいと思います(←希望だけ…)
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コメント

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No title
コメント甲斐 | URL | 2011-07-26-Tue 17:45 [編集]
チョコバナナって「溶けてどろどろになるから」
が買わない理由?
変なこと想像(妄想)したり、
バナナじゃないもので試してみたい、
と違うものにチョコ垂らしてぺろぺろする
なんて豊かな発想をしなように、かと思いました
No title
コメントレキ | URL | 2011-07-26-Tue 22:39 [編集]
それらしき『モノ』を口に含んでいる姿を、誰にも見せたくないからですよね、保護者の方々w

禁止なのは、フランクフルトとバニラの棒アイスと・・・あと何?
Re: No title
コメントきえ | URL | 2011-07-27-Wed 07:36 [編集]
甲斐様
おはようございます。

> チョコバナナって「溶けてどろどろになるから」
> が買わない理由?
> 変なこと想像(妄想)したり、
> バナナじゃないもので試してみたい、
> と違うものにチョコ垂らしてぺろぺろする
> なんて豊かな発想をしなように、かと思いました

買ってもらえない理由はねぇ。いっぱいありますよね~。
子供は無邪気に食べるだけでいいかもだけど、その光景は結構ヒワイだったり…(お口チャック)
違うものにチョコたらして…って…Σ( ̄□ ̄;)
周りの人は豊かな想像力がありそうですから止めているんだと思います。
甲斐様もその一人ですね~。
コメントありがとうございました。
Re: No title
コメントきえ | URL | 2011-07-27-Wed 07:42 [編集]
レキ様
おはようございます。

> それらしき『モノ』を口に含んでいる姿を、誰にも見せたくないからですよね、保護者の方々w
>
> 禁止なのは、フランクフルトとバニラの棒アイスと・・・あと何?

そんなものを食べさせた日には、保護者から大バッシングに合うでしょう。
うん。見せたくないのが分かるから買わせもしないんですよ。
フランクフルトwwww
かじられたら血が…じゃない、肉汁があふれ…(やっぱりお口チャック)
股間を押さえたくなる引率組みでしょうね~。
あとはなんでしょうか。松茸の丸焼とか?
コメントありがとうございました。
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