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BLの丘
淋しい夜に泣く声 3
2009-09-01-Tue  CATEGORY: 淋しい夜
R…15くらい入れておきましょうか…???

都内でも有名なホテルの最上階。店の外に連れ出され、タクシーに乗せられて着いた先は、ただの男を囲うにしては出来過ぎる部屋だった。
ゆったりとした配置でリビングにはベッドとも見間違うようなソファが置かれ、その奥には寝室へと繋がる扉がある。
キングサイズを更に上回るのではないかと思うようなベッドが寝室の中央に配置されていて、連れ込まれた英人は初めて訪れる豪華絢爛な部屋に入り口で茫然と立ち尽くした。
それに気付いた男が、「どうした?」と不思議そうに英人を見下ろした。
並んで立てば明らかに自分よりも10センチ以上高い身長で、腰の位置を確認すればいかに足が長いかと実感させられる。

そっと腰に手を当てられ、寝室へと誘導されたが、男の手が触れたのはそこまでだった。

大概なら相手の男から執拗なほど求められる。少なくとも一瞬たりとて英人の肌から手を離すことなどなかった。
いきなり放置されたようで、英人のほうが戸惑っていた。
男はベッドの端に腰かけると、ネクタイを抜き、上着を脱いで無造作にベッドの上へと投げた。
「そんなところに突っ立って何をしている? 話をしたいと言っただろう? こっちに来て座らないか?」
そう言って男は英人をベッドの隣に座るように促した。

英人は大人しく男の隣に腰を下ろした。
一晩抱かれるだけの金額はすでに決まっていた。滞りなく済ませれば仲介業者のない英人に丸ごと現金が入ってくる。
だが、隣に座った途端に見せられた金額は帯の付いた札束で、男は何の躊躇いもなくそれを英人の頬に叩いた。

「一回5万って言ってたっけ?二百万くらいならキャッシュで払ってやるぜ」
ゾクリとしたものが背筋を伝う。
つまりは一晩では返さないという意図と、ただ抱くだけではないオプションが含まれているような気がして英人は大きく身ぶるいをした。
「…い…やっ…」

抵抗する身体を無視して、ベッド上に投げ出されたはずのネクタイが英人の両手首を捕らえた。手首を結えられベッドヘッドに括りつけられ上半身の動きを遮られる。
否応なくはぎ取られた下半身が無防備な状態でさらけ出された。
英人を隠すものは一つもない…。

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長らく放置しました…(汗
ゆっくりと進んでいきます。
気まぐれ更新です。ご容赦くださいな。
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